柴又その2
ふと団子が食べたいなぁと思いつき、
団子と言えば寅さんの実家が団子屋だ。
そうだ、柴又に行こう!
ということで午後の遅い出発。
葛飾柴又は、私が一桁台の年齢の時にしか行った事がなく、
その時はかなり行き方に苦労した記憶があり、
今回は新宿駅で駅員の女性に行き方を聞いたら、これがなかなか答えが出ない。
そうなんですよ、小さい駅なんで乗り換えが多いし、
逆に行くルートがたくさんありすぎてプロとしては安易に答えられない難所なのです。
で、出た答えが、新宿からだと山手線で日暮里まで行き、
京成本線に乗り換え、高砂で柴又方面の電車に乗り換える。
で、あまり乗った事がない京成線。
町屋、堀切菖蒲園、お花茶屋、青砥、などなど、
実際には何もないのだろうけど、何か楽しそうなものがありそうな駅を通過し、
柴又に到着。
駅前には寅さんのオブジェ。
そして駅から直ぐにある帝釈天参道を歩きます。
名物のうなぎや、お馴染みの団子や煎餅、そば屋に、
和菓子や紫芋ソフトクリームなどの店が並びます。
私は団子買って歩きます。
団子屋は、映画のモデルになった高木屋さん、
1話~4話まで撮影されたとらやがあります。
一般的には高木屋の団子が寅さんの団子として有名です。
ただとらやもいろいろと主張しています。
まぁ本家と元祖の争いみたいな、大人の争いなのでしょうなぁ。
私は、とらやで1本歩きながら食べ、おみやげに高木屋の団子を買いました。
とらやのあんこは甘すぎず、高木屋のは草団子の味がよく出ていて柔らかい。
まぁとにかく、とらやの店員のお姉さんが美人だったのが印象的(笑)
しかし、私が小さな時は、ここまで綺麗に舗装されていなかったような・・・
なんかあまりにも綺麗すぎて、昔の商店街な良さがなくなっている気がしないでもないです。
そして帝釈天に着きました。
映画で御前様の笠智衆と、掃除をしている佐藤蛾次郎でお馴染みのお寺。
ここも昔に比べていろいろと綺麗になっているような気が。
もう16時半近くだったので、庭園やミュージアムは見られませんでした。
なので記念におみくじを引きます。
大吉とか、そういうランク付けはなく
「心ただしくつとめはげみても、うだつのあがらぬことあり、
思切って大空に飛び上がるが如く気をとりなおしてみよ、
おのがゆきつくところありというなり」
という言葉が書いてありました。
これは今の仕事をやっていても意味ないよと。思い切って旅立てといことかな?
大空に飛び上がる、日本脱出かな(笑)
つづく。。。