サクラ大戦V ~さらば愛しき人よ~ | Demonist’Mの毒づいてもよかですか?

サクラ大戦V ~さらば愛しき人よ~

我ら輝く 地上の戦士
たとえどんな苦難も乗り越えて…


今回は、PS2ゲーム「サクラ大戦V~さらば愛しき人よ~」
です。


昨年10月に声優さんである“園崎未恵さん”の
ライブ上で、PLAYを約束し、
(この模様は、おいらのライブレポートで…)
その足で、秋葉原で購入。
12月末には完全終了させたというゲーム。


このブログからブックマークが貼ってありますが、
ラノ○ールのエルフさんからお薦めされたゲームでもあって、
歴代の「サクラ大戦」シリーズを知らなくても、
楽しめるゲームだと思いました。


シナリオとしては、全6話…と一見、短そうですが、
一話一話の戦闘パート及び、街を練り歩くADVシーンが
長く、また、それを各キャラクターごとのエンディング
(全6人分)を観るともなるとかなり長くなるという。


戦闘シーンは、敵ザコメカと主役達“紐育華檄団、星組”の
変形ロボット“スター”の3D画面による、シュミレーション
型による戦闘。後半は、敵ボスメカとの戦闘。


ADVで、特徴的ともいえる「LIPS」のシステム。
コントローラーの十字キー下のくりくりで、
画面で指示される方向へタイミングよく動かしたりする
システムや、キャメラトロン(カメラの事)を使って、
画面の背景を撮影したりするシステムが、よくあるADVとは
一味違うことを意識させてくれる。


物語は-----------


日本で“帝国華檄団”を組織し、帝都と巴里の危機を救った
大神一郎」を叔父に持ち、大きな男になるという夢を持った
若者「大河新次郎」は、帝国華檄団に入団指令が届き、
大神一郎の下へ…。


ところが、新次郎は、帝国華檄団に入団するわけではなく、
アメリカの大都会“ニューヨーク”において、治安を維持する
華檄団…“紐育華檄団”への派遣を命ぜられる。


単身、紐育へ渡った一郎は、そこで強盗団と紐育の街中を馬に乗り
日本刀を振り回す謎の女騎士(自称、侍)の争いに巻き込まれたり
する事件に出くわすが、晴れて「ラチェット・アルタイル」を
リーダーとする紐育華檄団と合流する。


紐育華檄団は、実は秘密の組織で、表…普段の姿は、本拠地である
ミュージカルシアター“リトルリップシアター”においての、
売れっ子の役者達であり、そのスタッフ達も、戦闘時は華檄団を
裏からバックアップする役目を担っているという。


紐育に着て間もない新次郎にとって、初陣になるはずだった戦闘で、
彼は、未熟という理由から、ラチェットから戦闘除外通告を受け
心底凹む…。


そんな彼を、リトルリップシアターの裏方で役者候補の少女
ジェミニ・サンライズ」や街中であった車椅子の眼鏡の女性
ダイアナ・カプリス」は応援するのであった。
(街中で、ギャング相手に拳銃をぶっ放す「リカリッタ・アリエス
とも出会うが、そこはちょっと意味が違う)


新次郎は自分の実力を認めてもらうため、シアターの雑用でもなんでも
仕事と思ってがんばろうと心改め、シアターで働くのであった。


そんな折、ジェミニの失敗でシアターでの劇の幕が明けられないという
事態が起こってしまった。今日の公演は中止か?という状況だったが、
新次郎の閃きとがんばりで、無事、演劇の幕は明けられた。


無事に公演が終了したのもつかの間、“自由の女神像”があるリバティ島に
正体不明の巨大ロボット出現の報が走り、華檄団一向は、指令室へ向かう。
先刻の努力がラチェットの目に留まり、新次郎も、華檄団として
正式に迎え入れられ、華檄団の司令であり、リトルリップシアターの
オーナーである「マイケル・サニーサイド」の待つ、作戦司令本部へ。


シアターの人気役者で、華檄団の先輩である、黒人で(実は世話好き)
姉御肌の「サジータ・ワインバーグ」と同様に、華檄団の先輩、
無口で性別不明(?)な日本人(京都生まれ)「九条昴」は、
新次郎が戦線に投入される事に渋い顔をしていた…が、
ラチェットの判断ならばと理解する。


今回の戦闘の指令をサニーサイドから受け、ラチェットの指示のもと
戦闘ロボット“STAR(新次郎用のは、白と赤の色(日本の国旗がモチーフ)で
自らの剣術、二刀流と同じように、得物も二振りの日本刀)”に乗り込み、
紐育華檄団専用、万能飛行艇“エイハブ”がサニーサイドの
「人生はエンターテイメント…イッツ!ショーーーータイム!」の掛け声で出撃。


戦場へ向かう中、ラチェットは、STARを操るのに必要な“霊力”が
自らの体から失いつつあることを自覚していた…が、そんなそぶりは
見せられないと思う中、リバティ島へ到着、戦闘へ…。
「紐育華檄団…レディーー!ゴーーー!」


こうして、紐育華檄団の戦いの日々と、新次郎と仲間達の成長譚が
始まる。

------------------


特筆すべき点は、


○前述でも紹介したADVのシステム「LIPS」が
いい感じで、パソコンとかで飽き気味だった普通のADVの
ような、だるさに活が入ったかな。
何せ、ごろごろしたままだとできないですから。


○戦闘シーンも、ハデハデでかっちょよかったですよ。
必殺技とかも。
…ただ、合体技はいらんかったのでわ…
なんだかあほっぽいのとかあったし…。


あと、もうちょっと難しくてもよかったかな。


○出撃シーン(おいらのお気に入りは、エイハブ出撃)
がめちゃ気合入ってる。
なんで、なんで?パチンコ?だけど…だけど熱い!


○キャラクター達は、経験値とかSTARを改造とかで
強化されるわけではなく、シナリオが進んで、仲間同士の
友情や、新次郎との信頼関係の大きさで強くなるのだけど、
上でも書いたように、繰り返して遊ぶほど、戦闘が簡単に
なっちゃうのですよ。


2周目から敵の強さが変わるとかあればよかったのに。


○キャラクターも各自、結果的によかったですね。
物語の欄にもちょっと書いたけど、このゲームは、結局のところ
ヒロイン達の成長譚でもあるわけですよ。
ゲーム中、初めて会った印象と、ゲームクリア時には、
その印象が大きく変わってました。
こりゃ、すごいや。


○なお、声優陣も若手も多いけど、何気にすごい人がまぢってたり
する。
昴はさることながら、サジータ役の皆川純子さんだったり、
星組をサポートする杏里くん役が本名陽子さんだったり、
敵側(ラスボス)信長が小杉十郎太さん、
2話のボス、黒竜姫役が朴さんとか…。
気になっていた、森蘭丸役の声優さんである浅井清己さんが
調べによるとアノ人だったっていうのは、
プロトカルチャーー!(何のこっちゃ)


○主題歌、エンディングともにさすが、音楽は「田中公平」
名曲ばっかりだぁ。
キャラソンもよかったし。
主題歌は「地上の戦士」
ED歌は「Kiss me sweet」
いずれも紐育華檄団5人組「STAR5(ファイブ)」が歌う。


サクラ大戦V ~さらば愛しき人よ~ 通常版
¥7,650
Amazon.co.jp



サクラ大戦V FENICS AT-05A Random-Star ランダムスター スター昴機 (1/10スケールプラスチックキット)
¥4,200
Amazon.co.jp



というわけで、このゲームをやるきっかけとなったのは、
もちろん
九条昴役の園崎未恵さん目当てだったわけだが、
そんな記念にこんなものを用意しました。
ここまで読んでくれた人へ、手前味噌ながらプレゼント。

今回は、パソコン用の壁紙ver


みけさん壁紙βPC