12月5日 午前6時すぎ
星舞 永眠
ビックリされた方が多いと思います
突然で申し訳ありません
足悪の原因はガンでした
今までにもたくさんのお友達の命を奪った憎き組織球肉腫です
9月中旬以降に始まったビッコ
痛み止めを色々試しても効かず…足は悪くなる一方
10月中旬には足が付けなくなってしまった
近くの病院では詳しく検査できる設備がなく、早いうちから検査ができる病院へ行くことを勧められていましたが、仕事柄思うように休みが取れず…
もともと取っていた休みの日は病院も休みだったり…
11月7日
ようやく休みが取れたので帯広へ
一人分しか取れなかったので旦那に連れて行ってもらいました
片道3時間半
ツラい体でよく頑張ってくれました
検査も3時4時までかかると言われていたのが、星舞とっても協力的だったんだって12時すぎには終わりました
お利口さんだったね
治すつもりで、治ると思って…
まずはハッキリした原因を…
それがこんな結果になってしまうとは…
しかも余命1ヶ月?
余命てなに?
どうして余命なんて決められるの?
だけど、そう聞いてしまうと頭から離れない
星舞に残された時間はあとわずかしかない
涙が止まらない
どうしたら良い?
どうしてあげたら良い?
帰って来た星舞は思ったよりも元気だった
笑顔を見せてくれる星舞を見て、この笑顔が最後まで続くと良いなと思った
食べれるうちに食べたい物をあげよう
好きなようにさせよう
また走らせたかった…
車椅子なら走れるかな…
前にDORUさんが必要になったら車椅子を貸すよって言ってくれてました
貸してほしいとメールすると、快く受けてくれました
しかも5時間もかけて届けに来てくれました
ホントにホントにありがとう…
11月11日
車椅子試乗
うちはちょっと甘くみてた
すぐにスタスタ歩けると…
実際はうまくいかない
星舞はまだ自分で歩こうとする意志が強いので、余計うまく歩けなかったのかも
そのあとも試してみましたが、やっぱりうまく歩けず結局車椅子はあきらめました
だけど、ガンと分かる前は全く付けず感覚ももうないと思ってた足が、ビッコではあるけど付けて歩けるように
ワンプロだって始めたよ
食欲もバッチリでホントに余命宣告されてるの?ってくらいでした
だけど、裏腹に浮腫はどんどん広がっていました…
最初は悪かった右後ろ足だけだった腫れが、その腫れてた部分は倍に腫れあがり、反対側の足も腫れてきて、日に日にお腹の方まで広がっていってました
昨日よりも今日、どんどん広がる浮腫を見ては心が苦しくなりました
11月24日
この日は雨でした
その影響か?
久々痛みが出たようです
雨だし外もオシッコのみで終わらせ…
その日を境に散歩は行けなくなりました
ランから出してもこれ以上は行こうとしません
数日はおとなしい日が続き、ちょっと切なくなりました
それでも笑顔の星舞ちん
それが何よりの癒しでした
家に入ればうちらの食べ物も催促するぐらい食欲旺盛で…
なのに…なんで…
そんな元気な姿を見せてくれた星舞
その日の夕方からついに食い渋りが始まりました
いつものように薬入りのパンを差し出したとき、口を一瞬開けたけどプイってされちゃった…
このときがいつかはやってくる、分かってはいても…いざ来るとショックが大きかった
それからは何でも良い!食べれる物を!
食べてくれる食べ物を探す毎日
その日その時食べたからと言って、次またそれを食べるとは限らない
食べてくれるときはホントに涙が出るほど嬉しかったなぁ…
そしてそれからは一気に弱っていきました
それでも時折見せてくれる笑顔はやっぱり癒しだったのです
12月2日
完全に何も食べなくなりました
それと同時にさらに体力もなくなりました
介助なしでは歩けなくなりました
みるみる弱っていく姿にもう長くはないだろう
そう感じました
星舞の前では明るく笑顔で頑張っていましたが、やっぱり見えないとこではこみ上げる感情が抑えられなくて…歯を食い縛りながら泣いてました
12月3日
星舞の体調が良かったらベル場に遊びに行こうと思ってましたが、もう立つのもやっとの状態だったので行くことができませんでした
そしたら、べるちさんとシェルさんが星舞に会いに来てくれたのです
星舞と過ごした8年間
うちにとっては短い…もっともっと一緒にいたかった
普通に年老いて介護して…
なんてのは当たり前じゃないんですよね
若いから大丈夫
そうじゃないんですよね
だから今その時を大切に過ごしたい
風牙や星舞が教えてくれたこと
これからも日々を大切にしていきたいと思います
星舞、ありがとう
これからもずっと大好きだよ