昔からわが家は誕生日しかお祝いをしなかったので、父の日といってもピンと来ないのだけれど。
父、といっても孫ができ、今は「じいちゃん」と呼ぶことが多くなり、「お父さん」と呼ぶのはなんかちょっと恥ずかしい。
これといった趣味がなく、「仕事が趣味」といってもいいくらい工場にいた父。
外に出歩くのも好きではないから、家族そろって出かけるなんて年に数回しかなかった。
今は仕事も辞めて、やっと「畑仕事」という趣味を見つけ老後を楽しむことに。
ご近所さんとも畑仲間ができて、畑の成長自慢をしてるのだとか(笑)
私が子どもの頃はとても厳しくてよく説教も食らったし、あまりの悪さに首根っこつかまれて家を追い出されたこともあった。
なのに今では孫たちにメロメロで、昔のあの恐ろしさはどこに？ってな具合。
でも無理はない。
ずーーっとずーーっと女ばかりの家族で育ってきて、60過ぎて念願の男の子(孫ではあるけど）が生まれたんだもんね。
そりゃメロメロに甘くなるのも納得だわ。
まあ、あまり行儀が悪かったりすると「注意」という名目のお小言をしてはくれるんだけどね(笑)
とくにしゅん吉に対しては「男というのはな、・・・・」と話をしてくれる。
彼もじいちゃんがいうことにはしっかりと聞いてくれるから、ホントに助かります。
父の夢「息子ができたら一緒に酒を飲みに行きたい」
これは叶えることができなかったけど（うちは3姉妹しかも婿である旦那さまはお酒が苦手）、しゅん吉で叶えられるかな？
私がお父さんからお酒を飲める子に育ててくれたように、、今度は私がしゅん吉を飲める男に育てあげなければね（笑）
その夢がかなうまでは、娘たちがお付き合いさせていただきましょう。
またお父さん好みの熱燗のお酒をつけてあげますね。
あと10年ちょっと。
がんばって長生きしてください。
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あれ？ お父さんの好きなところ書いたっけ？（笑）