GPSも前半が終わりました。
先日PCSの採点基準がますます訳解らない事となっていて疲れたって書いたのだけど、
ここまでいろいろ見てきて今シーズンの採点傾向として
PCS上昇の鍵はTR重視傾向にかなりシフトしているのではないかな?
今日ふと思った。
しかも入れれば良いって物ではなく、より自然な形で流れを乱さずに違和感なく入っているものが評価されている気がしてきた。
様々なターンを駆使して、そこに印象的な振付が施されていれば尚可な状況。
今シーズンPCS急上昇の選手
羽生選手、アシュリーワグナーは、去年からそんな傾向があるが、
それに加え、まっちー、オズモンド。
オズモンドは、あの年齢にしてはスピードもありSSも伸びるタイプでもあるが、
全体的には、超一流のトップ選手に比べ、SSに関してはまだまだといったところでもあるし、
荒削りなところもある。なのでとても不思議に思っていたのだけど、
共通しているのは、TRが濃いということ。
アシュリーとオズモンドは、ジャンプまえターンを駆使してから助走が短いのに加え、いろいろと細かい芸がちりばめられている。
まっちーも同様。
この傾向は去年からあったとは思うけど、今年はますますその傾向が強いような気がする。
去年まではSSに連動して、PCS全体が上がる傾向かな?と思われる部分もあったけど、
今年はTRにつられて上がっているような気がする。
TRが濃いということは、それだけ振付やターンに工夫が凝らされているということでもあるので、TR連動型の方が、まだ自分は理解出来るが、
しかし、つーことはだ
SSがちょっと位悪くても、それを補えるTRがあればPCSは上がるってことになる。
そう考えるとまた複雑な気がしてくるよね。
最初自分は、SSなんかいくら良くても面白くなければ意味がない・・そう思っていた。
だけど次第にやっぱりスケートなんだから滑らなくては意味ないし、
生で見ると映えないのもある程度理解出来るようになった。
やっとこちら側も納得しはじめたところで、今度はTRなのか・・。???
まだ3戦終わったばかりで不確かであるからして何とも言えないが、
採点傾向としては、完全カナダルールっぽいね。
これが確かだと仮定して考えると、カナダっていう国はおそらく、
採点傾向を見てから対処しているのでは無く、採点傾向がどうなるのか事前に知っていて、
オフシーズン練習していそうな気がする。
じゃなかったら、まだかけだしのオズモンドにそこまで濃いプログラムでやらせるか?
そしてもう一つ不思議なのが、まっちーとアシュリーの振付師。
フィリップ・ミルズ氏 詳しくはコチラ
http://www.phillipmillschoreographer.com/services.html
元は器械体操の選手だったみたいね。それからバレエダンサーになり、その後スケートの振付師も手掛けるようになった。
スケート経験の無い振付師ってのは難しい側面もあるけど、機械体操からバレエダンサーへの転身なんか、なまじ出来るもんじゃないので、そこから察するにこの方相当の研究熱心な入れ込み型なんだろうな。
もしかしたら、ステップやターンの動きまで頭に入っているのかもしれないしね。
これまでも、アントニオ・ナハロとかはいたけど多分スケートのステップの事までは研究はしてないだろうと思われる。ステップやターンを考えながらの上半身の振付までは無理だろう。
あれはステファンにはサロメさんが、ジェレミーには有香さんがいたからこそものと思う。
そして思うのは、振付師はジャンプのことまで考えると良い作品が作りづらいのではないかと言う事。
これほどTRが重要な時代になってくればなおさら。
(タラソワほどムチャ振りする人なら別かもしれないが。)
時代はもう、元の作品に合わせて、それに見合うような技術力を向上させる時代に入ってきているのではないかな?
そして自分の願望として
ますますのTR重視傾向になっているのかどうか?見極める為にも、
誰よりも繋ぎが濃く、そしてその作品の世界感を醸し出せる選手ジェレミーの完璧演技と、
SSは良いが、繋ぎの薄いアリッサ・シズニーの完璧演技を見てみたい。
頑張れ!有香組
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先日PCSの採点基準がますます訳解らない事となっていて疲れたって書いたのだけど、
ここまでいろいろ見てきて今シーズンの採点傾向として
PCS上昇の鍵はTR重視傾向にかなりシフトしているのではないかな?
今日ふと思った。
しかも入れれば良いって物ではなく、より自然な形で流れを乱さずに違和感なく入っているものが評価されている気がしてきた。
様々なターンを駆使して、そこに印象的な振付が施されていれば尚可な状況。
今シーズンPCS急上昇の選手
羽生選手、アシュリーワグナーは、去年からそんな傾向があるが、
それに加え、まっちー、オズモンド。
オズモンドは、あの年齢にしてはスピードもありSSも伸びるタイプでもあるが、
全体的には、超一流のトップ選手に比べ、SSに関してはまだまだといったところでもあるし、
荒削りなところもある。なのでとても不思議に思っていたのだけど、
共通しているのは、TRが濃いということ。
アシュリーとオズモンドは、ジャンプまえターンを駆使してから助走が短いのに加え、いろいろと細かい芸がちりばめられている。
まっちーも同様。
この傾向は去年からあったとは思うけど、今年はますますその傾向が強いような気がする。
去年まではSSに連動して、PCS全体が上がる傾向かな?と思われる部分もあったけど、
今年はTRにつられて上がっているような気がする。
TRが濃いということは、それだけ振付やターンに工夫が凝らされているということでもあるので、TR連動型の方が、まだ自分は理解出来るが、
しかし、つーことはだ
SSがちょっと位悪くても、それを補えるTRがあればPCSは上がるってことになる。
そう考えるとまた複雑な気がしてくるよね。
最初自分は、SSなんかいくら良くても面白くなければ意味がない・・そう思っていた。
だけど次第にやっぱりスケートなんだから滑らなくては意味ないし、
生で見ると映えないのもある程度理解出来るようになった。
やっとこちら側も納得しはじめたところで、今度はTRなのか・・。???
まだ3戦終わったばかりで不確かであるからして何とも言えないが、
採点傾向としては、完全カナダルールっぽいね。
これが確かだと仮定して考えると、カナダっていう国はおそらく、
採点傾向を見てから対処しているのでは無く、採点傾向がどうなるのか事前に知っていて、
オフシーズン練習していそうな気がする。
じゃなかったら、まだかけだしのオズモンドにそこまで濃いプログラムでやらせるか?
そしてもう一つ不思議なのが、まっちーとアシュリーの振付師。
フィリップ・ミルズ氏 詳しくはコチラ
http://www.phillipmillschoreographer.com/services.html
元は器械体操の選手だったみたいね。それからバレエダンサーになり、その後スケートの振付師も手掛けるようになった。
スケート経験の無い振付師ってのは難しい側面もあるけど、機械体操からバレエダンサーへの転身なんか、なまじ出来るもんじゃないので、そこから察するにこの方相当の研究熱心な入れ込み型なんだろうな。
もしかしたら、ステップやターンの動きまで頭に入っているのかもしれないしね。
これまでも、アントニオ・ナハロとかはいたけど多分スケートのステップの事までは研究はしてないだろうと思われる。ステップやターンを考えながらの上半身の振付までは無理だろう。
あれはステファンにはサロメさんが、ジェレミーには有香さんがいたからこそものと思う。
そして思うのは、振付師はジャンプのことまで考えると良い作品が作りづらいのではないかと言う事。
これほどTRが重要な時代になってくればなおさら。
(タラソワほどムチャ振りする人なら別かもしれないが。)
時代はもう、元の作品に合わせて、それに見合うような技術力を向上させる時代に入ってきているのではないかな?
そして自分の願望として
ますますのTR重視傾向になっているのかどうか?見極める為にも、
誰よりも繋ぎが濃く、そしてその作品の世界感を醸し出せる選手ジェレミーの完璧演技と、
SSは良いが、繋ぎの薄いアリッサ・シズニーの完璧演技を見てみたい。
頑張れ!有香組
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