HPやマウスコンピュータに続き、日本エイサーやパソコン工房からも

Core i7を搭載したハイエンドノートが、出始めたこのごろ

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20091127_331890.html

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20091127_331840.html



DDR3メモリがNehalemの普及に伴い、

来春にはメインストリームになるとの予想記事を見つけました。


んん?DDR3はエンコードに効くのか?とふと疑問に思い調べたところ

こいつがエンコード高速化に効くってネタを見つけました。

DDR3の何が高速化に効いてるのかはわからん見たいですけど


今回初めて知ったのだが、

PC3-12800ってモジュール規格は、

 ・最大データ転送速度が12.8GB/s

 ・対応メモリチップの規格が、DDR3-1600

 ・800MHzまでの外部クロック(FSB)対応

って仕様を規定するとはじめて知った。


なお、DDR3メモリは、上記の他、

PC3-10600 (DDR3-1333) 、PC3-8500 (DDR3-1066) があり

Clarksfiledは、DDR3-1333に対応したCPUである。


ちなみに、DDR2メモリは、

PC2-6400 (DDR2-800) 、PC2-5300 (DDR2-667) 、PC2-4200 (DDR2-533) の3種が主



===DDR3メモリは2010年第2四半期にメインストリームとなる

http://northwood.blog60.fc2.com/blog-entry-3309.html

iSuppliによると2010年第2四半期までにDDR3メモリの出荷数はDRAM市場全体の過半数となり、これまでPCのメモリの主役であったDDR2の出荷量を上回ることになるという。
2010年第2四半期DDR3のシェアはDRAM市場の50.9%となる。なお、2009年第2四半期は14.2%、2008年第2四半期は1%だった。

 「DDR3は現在主流のDDR2と比較し50%高速である一方、消費電力は30%程低い」とiSuppliのDRAMアナリストであるMike Howard氏は語る。「DDR3メモリでより高い性能がもたらされ、さらにノートPCではバッテリー駆動時間の延長にもつながる」
 2010年末にはDDR3のシェアは71%まで高まるとiSuppliは予測している。この背景としてIntelの最新世代のCPUである“Nehalem”がDDR3メモリのみをサポートすることもあるようです。またAMDのCPUもDDR2とDDR3両対応となっており、既に新規に自作する場合はDDR2メモリを積極的に選ぶ理由は薄れてきています。
 さらに、DRAMメーカーもより利益の出るDDR3に生産の軸足を移してきているようです。つまり最先端プロセスはDDR3に優先的に割り振られるでしょうから、今後DDR2とDDR3でどちらが大容量化に期待できるかと問われれば、答えは間違いなくDDR3となるでしょう。まだ高価ではあるものの、4GBのDDR3モジュールもちらほら店頭に姿を現してきています。

http://hibiki.oops.jp/wordpress/ddr2-ddr3-encoding-comparison/

DDR3の価格も下落してきて大分購入しやすくなってきたので、TMPGEncでのエンコード比較をしてみました。
最近までDDR3に移行するかで悩んでいた訳なんですが、実際に試してみるとエンコード等の作業では大幅な時間短縮に繋がる事がわかりました、もう目から鱗がポロポロと・・・

以前Q6600 QX9650 でのDDR2エンコードをしましたが、4.0GHz時の秒間処理フレーム数39位が限界でした。しかしDDR3に変更後最大で78まで上昇する事がわかりました。
*総フレーム数を秒数で割った数値です。


Q6600 4.0GHz 888MHz CL5 2時間09分51秒 秒間処理フレーム数 38.88551
QX9650 4.0GHz 800MHz CL5 2時間07分32秒 秒間処理フレーム数 39.59187


QX9650 4.0GHz 1066MHz CL7 1時間10分31秒 秒間処理フレーム数 71.60411
QX9650 4.0GHz 1200MHz CL7 1時間04分11秒 秒間処理フレーム数 78.6697


===DDR2 DDR3 のエンコード比較 #2

http://hibiki.oops.jp/wordpress/category/encoding/

DDR3に変更することで、速度が上がる事が判りましたが、2つ程疑問になる事があって、検証してみました。

 1. バススピードが上昇した事によって、時間短縮に繋がった。
 2. 45nmでSSE4.1が加わった事で、時間短縮に繋がった。

の2つです、腑に落ちないので検証してみる事に・・・

DDR2なメモリーだとCL6→CL5→CL4・800MHz→1066MHz→1200MHzとなるにつれ、処理も上がると思っていたのですが・・・何か根本的に変化している様子、SSE4.1の無いQ6600でも半分程に時間が短縮しています。

 事前読み込み出来る(ストックする)データが8bit(倍)に増え1度に送信できるデータが肥大キャッシュ・HDD・スワップ間の処理出来るデータ量が増え高速化したって事!?

という事は32bit・64bitOSでDDR2 2G~DDR2 4Gに容量を増やしても4bitのままなので、劇的な高速化には繋がらないという事に!? *32bitは知っての通り4G認識はしていないHDDをより速い物に変更しても、メモリーの事前読み込み出来るデータに限りがある為劇的な速度向上には繋がらないって事だ・・・


===DDR2より2倍も高速! 姿を見せ始めた次世代規格「DDR3」

DDR3は、DDR2を基にデータレートを2倍に引き上げる。このために、プリフェッチするデータの数DDR2の4ビットから8ビットへと拡張する(図1)。 プリフェッチというのは、DRAMセル内部の速度と外部インターフェースの速度差を吸収する機能だ。DRAMセル内部の速度(応答速度)は、外部インターフェースに比べると格段に遅い。例えばDDR2-400の場合、入力クロック200MHzに対し、内部は100MHz。そこで高速な外部インターフェースに合わせられるよう、DRAMセルから出力する複数のデータをあらかじめ決定しておく。これがプリフェッチだ。DRAM セル内部の周波数は、DDR2 でもDDR3でも変わらないが、外部インターフェースはDDR2が400MHz、DDR3では実に800MHzに及ぶ。DDR3はプリフェッチをDDR2の2倍の8ビットにすることで、800MHzの速度に対応するわけだ。

 DDR3では、高速化するために電源電圧の仕様も変更する。電源電圧の信号レベルは、DDR2の1.8VからDDR3では1.5Vに降下した。これは信号の振幅にかかる遷移時間を短くするためだ。 ほかに、追加機能として、「RESET」機能を装備した。電源を落とさずにレイテンシーやバースト長のモードを変更できる機能だ。通常、従来のDDR、DDR2では、起動時のモードレジスターセットでモードを設定してから動作に入る。モードの変更にはDRAMの電源を切る必要がある。DDR3はRESET信号によって、電源を切らずにリセットし、モードを変更できる。例えばノートパソコンが休止状態に入るとき、現行DDRの場合はセルフリフレッシュという状態に入るが、モードを変更することで、さらに省電力化が可能になる。


===DDR3 SDRAM は DDR2 SDRAMから何が変わるのか?

http://jisaku.sakura.ne.jp/memory/faq/memory1.html

 DDR3 SDRAMは、現在主流のDDR2 SDRAMの後継として規格化されたメモリであり、DDR2が、1クロックあたり4ビットのデータを転送するのに対し、2倍の1クロックあたり8ビットの データを転送することが可能だ。メモリの内部クロック(動作クロック)が同じなら、DDR3 SDRAMはDDR2 SDRAMの2倍のデータ転送速度(帯域幅)を実現できる。

 メモリの内部クロックの向上には限界があるため(最大 200MHz程度)、メモリセルアレイを並列化し、1クロックあたりに転送できるデータ量を向上させることで、データ転送速度を高めてきた。例えば、 DDR SDRAMでは1クロックあたり2ビットのデータを転送し、メモリモジュールあたりのデータ転送速度は3.2GB/秒(DDR400の場合)であったが、 DDR2 SDRAMでは6.4GB/秒(DDR2-800の場合)に向上している。DDR3 SDRAMでは、メモリモジュールあたりのデータ転送速度は8.5GB/秒(DDR3-1066)からスタートし、最終的には12.8GB/秒(DDR3 -1600)まで高速化される予定だ。また、DDR2 SDRAMとDDR3 SDRAMでは動作電圧も異なる。DDR2 SDRAMの動作電圧は1.8Vなのに対し、DDR3 SDRAMでは動作電圧が1.5Vに下げられており、発熱も少なくなっている。DDR2 SDRAM DIMMとDDR3 SDRAM DIMMの外形は似ているが、逆差し防止用の切り欠きの位置が異なり、DDR2 SDRAM対応スロツトにDDR3 SDRAM DIMMを装着することや、その逆はできないようになっている。