日曜日、T字にも行きました。
だってカヘが混んでたんだもの。
だから仕方がなかったんだよ。
ごめんよ、許しておくれよ。
浮気したわけじゃないんだよ。
オレはいつだってカヘだけを単推しなのさ。
嘘じゃないよ信じてくれよ。

誰に言ってるのか分かりませんが、
必死に言い訳をする自分が好き、Dです。

普段からT字の前を何度も通るのですが、
外から様子をうかがいにくいドアに何度も弾かれ、
10回に1回しか入れません。
よしんば入れたとしても、その瞬間襲い来る
視線攻撃(これをカウンターブローという)。
それに耐え抜いて者のみに、天使は舞い降りる。
「お帰りなさいませ、ご主人様」

あ、あなたは・・・
タイガー、ファイアー、サイバー、ファイバー、ダイバー、バイバー、まいあー嬢。
ま「ご主人様はT字は初めてでいらっしゃいますか?」
D「い、いえ、前にも来たことがあります(水着の日に)」
ま「私は初めまして、ですね。まいあです。」
D「ミスポンバシで見ました!」
ま「ありがとうございます。」

うわさのま嬢はうわさどおりのお淑やかな人だった。

ま「私はこれで上がりますが、どうぞごゆっくりしていって下さいね」
初めましてのオッサンには勿体ないお言葉。
その言葉だけで俺は生きていける。
ありがたき幸せ。

入り口の敷居の高さ感が、なかなかに圧倒的ではあるが
入ってしまえばさほど窮屈さは感じぬ。
むしろゆったりとした空気が流れて、落ち着ける。
うむ、素晴らしい。

「たまに行くならこんな店」指数95を計測。
あくまで「たまに」だ。
行きすぎるとハマる恐れあり。
決して名前を知られてはいけない。
ましてや覚えられるなどと!
「あのご主人様、たまに来るけど何という方なのでしょう?」
「分かりません」
「わからないわ」
「知らぬ」
「存じませんことよ」
「あらあら、誰も知らないのかしら?」
それぐらいが丁度いい。

満足して外へ。
うむ、よき日曜日であることよ。