韓流ブームで韓国のドラマとかで
韓国の風景を目にすることが増えて、
いつの間にか韓国語に「漢字」がなくなっている事に
最近気がついた。

先入観で、韓国語は、
ハングルと漢字で構成されているとばっかり思っていた。


調べてみたら、

朴正煕は漢字廃止に傾斜を強め、
1970年には漢字廃止宣言を発表、普通教育での漢字教育を全廃していた。


という。そのため、

1980年代半ばから、韓国の新聞・雑誌も、次第に漢字の使用頻度を落とし始めた。漢字教育をほとんど受けていない世代(ハングル世代)が多数を占め、漢字を使用した出版物が売れなくなったためである。漢字の使用を禁止するのではなく、漢字教育を禁止することにより、一世代かけて漢字を緩やかに消滅させようとしたのがハングル専用派の狙いだった。

しかし、朝鮮語の単語の大半は漢字語であるため、ハングルで書かれた漢字語を文脈で理解するのは非能率的であり、また、抽象的な学術用語を漢字を念頭に置かずに正確に理解することは困難であるとの批判が起きた。

このため、漢字を知らない世代がほぼ完成した 1990年代後半から、逆に漢字復活を求める声が勢いを増し、1998年に当時の大統領金大中が漢字復活宣言を発表した。

この時、道路標識や鉄道駅(韓国国鉄はそれ以前から駅名表示は漢字併記であった)、バス停留所の漢字併記が大統領の指示で実現した。しかしハングル専用派の抵抗も根強く、小学校での漢字教育義務付けや若年層での漢字使用日常化は実現されていない。

このため現在、漢字の必要性を感じる韓国人は自己負担[要出典]で子供を漢字塾に通わせている。

(ウィキペディアより)


いまの我々の感覚からすれば、
漢字を廃止するなど、暴挙、
と感じるが、韓国は本当に実行してしまい、
上記のような弊害が出ているようだ。

漢字を廃止した国は、韓国以外にも、
北朝鮮、ベトナムなどで行なわれ、
文化の断絶が問題となっているという。

 
しかし、驚くことに日本においても、
明治維新以降、漢字廃止論は存在していたという。

韓国は、民族的な背景が強いようだが、
日本の場合の理由はやや違っていた。
欧米ではアルファベットのように文字数が少ない為、
タイプライターが発達し、情報伝達が圧倒的に早く、
それ故に文化的な差が生まれる事を危惧したようだ。

私たちが子どもの頃、学校の印刷物が
ガリバン印刷だったのも、漢字が多いからだった。
「手書きタイプライター」がガリバン印刷というわけだ。

「当用漢字」とは、当面用いる漢字、という意味で
いずれは廃止される方向だったというから驚く。
そして、その運動の中心ともいうべき団体が、
新聞社であったというから、なお驚く。
理由は、活字だった。

一歩間違えれば、
日本もかな、カタカナ文化になっていたところだ。

そんな漢字消滅の危機を救ったのが、
ワープロの出現だった。

漢字変換という技術を開発した日本は、
それまでの「活字」の呪縛から解放され
タイプライターと同等のスピードと簡便性を手にすることになる。

同じ頃、韓国はワープロがこれほどの発達するとは思わず、
漢字廃止へと突き進んだ。

漢字制限派だった金田一春彦は1995年(平成7年)に

「今のようにワープロが発展するのなら、
常用漢字も新字体も現代仮名遣いも無用のことだった」

と述べている。


朴正煕の漢字廃止宣言から9年後、
1978年(昭和53年)9月26日
日本の東芝が世界初の日本語ワードプロセッサ
JW-10を発表した。



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2010.09.04
deeku





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