昨日は、1月のパリの『メゾンエオブジェ』の時に、お目にかかった、

川島織物セルコン(今春合併しました)デザイナーの本田純子さんの

『メゾンエオブジェ』の報告会及び新作発表会へ行き、久しぶりに

担当のIさんや、本田さんと再会できました。

(お元気そうで、嬉しかったです



東京から、今回は名古屋支店の営業マン向けのセミナーで来名され、

その2部と言う形で特別にお招き頂きましたが、また、パリとは

違った空気感の中、そのデザインに触れ、作品の誕生までの過程を

聞き、あらためてその素晴らしさを認識しました。



でも、何より本田さんとお話をして、その美しさ(かぐや姫のお姫様みたい。

男性社員の中には一緒に写真におさまる輩も。。。)もさることながら、

言葉遣いの美しさ、謙虚さ、誠実さ、そして勉強熱心で、本当の意味での

賢さを身につけられているところに改めて魅了されました。



普段から、デザインの元となる資料を準備され(美しい写真の数々が

私物、と聞き、さらにびっくり☆)、美術館や音楽会に足しげく通うことが

デザインの一番のインスピレーションとなるそうです。



デザインは、日本的美意識を独自の表現で植物や伝統的な柄にアレンジし、

どんな空間にもマッチするファブリックに仕上がっています。

しかし、色は大胆にも赤だったり、パープルに挑戦しています。

また、ラグはシルクや異素材を組合せ、色もラグとしては、かなり大胆な

赤やホワイト。

そんな絶妙な表現力は西欧の人々にも高い評価を得、パリでは超有名な

ブランドのメゾンコレクションからもお声がかかった、とか。

西洋を真似した日本製品ではなく、デザインも素材も商品もメイドインジャパンの

新たな風が吹きそうな気配です。



同世代の頑張っている女性は、とても自然体です。

すでに、来年発表のデザインも進行中で、SumikoHondaから今後も

目が離せません。