そして退院。 | 父と家族の末期がん闘病記

父と家族の末期がん闘病記

2012年6月末、当時65歳だった父が突然、末期の食道小細胞がんとの診断を受けました。
現実と向かい合うため、父との日々を忘れないための記録ブログです。

今日の午前中、父が退院しましたパー



昨日、あまりにも体調不良の様子だったので退院は来週になることを覚悟していたのですが、今朝の血液検査では問題がなかったために退院が決まったのです。


血液検査に問題がなかった・・・と言っても、父の場合は抗がん剤投与後5日ほど経って白血球の数値が大幅に下がるため、安心は出来ません。

その上、今日の父も絶不調。。。涙



昨日よりも若干良くはなっているものの、胃痛・吐き気は相変わらず。

昨日1日だけで体力も消耗しきってしまい、歩くのも辛そうです。

昨日の朝から全く何も口にしていないとのことで、見た目にげっそりげっそり



それでも退院したその足で(母の運転する車で)ランチを食べに行ったのですが、温かいおうどんを3本食べるのがやっと。

それでも病院の中にこもっているのとは大違いみたいで、

 「 入院していたら、気が滅入っちゃうようわぁ~ん

と何度も言っていました。


なので自宅に帰るとそのままリビングで小一時間ほど横たわっていたのですが・・・

夕方には

 「 バイクでちょっと海まで散歩してくるよパー

と。



父は本当にバイクと海が大好き。

体が万全ではないので、気持ちだけが先行するのはいつものこと。

ほんの30分くらいでしたが、バイクで海まで行って気分転換してきました。

(予想通り、それで体力を使い果たしてしまいましたが・・・ぼー



結局、薬を飲まなければ胃痛も続いている状態で、夕食も小ぶりのバナナを1本と、枝豆を少々。

しかし、相変わらず日本酒はコップ一杯(笑)


こんなにも絶不調を訴えていて、抗がん剤治療をしているというのに、お酒は全く控えられない父なのです苦悩

だから、癌になっちゃったんだろうと思うしかないのですがダッシュ



今まで仕事も家族のことも、生真面目に全力投球で生きてきた父。

ストレスの解消が唯一お酒だったことを考えれば、お酒くらいは楽しく飲ませてあげたいという気持ちもあるのです。


悩ましいですね。。。




とにかく、今日からまた一つ屋根の下で父と過ごせる時間を大事にしていきたいと思います顔(和む)