てんかんとは脳神経細胞の一部が


興奮しやすい性質をもっているため


けいれんを繰り返す病気です。


脳の外傷や脳炎、髄膜炎、新生児仮死などが


原因で起こることもありますが、


原因が分からないものも多くみられます。


てんかんには色々な種類があり


年齢により特徴的な症状を示します。


かのんは生後2~4週で発症すると言われる


大田原症候群=早期乳児てんかん性脳症


に近い状態と判断されました。


大田原症候群の脳波は


サプレッションバーストといって


サプレッション(抑制)とバースト(爆発)を



かのんママの子育てブログ


常に繰り返すといった特徴がありますが


かのんは常に繰り返している訳ではありません。


生後3~4ヶ月頃には


手足がピクッと連続的に起こす発作をもつ


ウエスト症候群に移行する可能性もあります。


てんかんの発作はひきつけやけいれんだけではなく


おじぎをするように首をカクンとカクンと倒したり


口をモグモグさせる、目をしばたく


両手をバッと開く動作をする


手足が自転車をこぐようなしぐさをする


体をのけぞる、抱きつくようなしぐさをする  など


医師が見ても分からないくらいのものもあり


日々の観察が早期発見の鍵です。


参考までにてんかんの代表的な種類をあげておきます。


・大田原症候群(早期乳児てんかん性脳症)


・ウエスト症候群(点頭てんかん)


・早期ミオクロニー脳症


・レンノックス症候群


・乳児重症ミオクロニーてんかん


・ランドー・クレフナー症候群   など


いずれも脳の働きが弱まり


知的障害や運動障害などをきたす病気です。


長期の治療が必要で


子供のてんかんの多くは薬でコントロールできます。