ご訪問ありがとうございます。平日(仕事..)の忙しさもあり、1週間ぶりの更新となりますブー

今回は、11月の3連休を利用して訪れた房総半島鉄道横断の旅2日目となります。大網から東金線・総武本線に乗車して、銚子へ向かいました。 諸事情によりいつもの乗車記ではなく、ほぼ窓観察記となります。

 

列車の窓から外を眺められるのが貴重、だということを思い知らされました....

 

1日目の様子はこちら

満席のトロッコ列車・窓付き展望車 35.9キロ 2時間の旅

 

養老渓谷・粟又の滝へ寄り道

 

旧国鉄型車両キハ 窓全開 超レトロ中吊り広告

 

時間的には1日目夕方以降の到着も可能でしたが、初乗車の東金線・総武本線につき、日の入り後の真暗な車窓・夜間乗車をさけ、大網にて途中下車、翌日乗車としました。

●大網 9:01発 ※東金線 成東行き

発車30分前には駅到着、すでに停車中・発車待ちのようです。

 

 

改札を抜け、発車案内標を確認

外房線のホームは真上ですが、東金線ホームは、矢印の通り右側50m先になります

 

 

高架ホームへ上がりました、この日も行楽日和の快晴!

朝日に照らされるピカピカの前面窓!!

ではなく.... ワイパー跡が生々しく、土埃がこびりついています.....

 

車両を見た瞬間、10月に乗車したE127系横須賀線・汚れた前面車窓を思い起こしました。 乗車前・発車前でしたが、もう覚悟、あきらめました.....


 

209系の2100番台

製造は平成9年(1997年)

 

 

ボックスシートのある先頭車両に乗車しました。

直射日光のせいもありますが、写真の通り、右側のドア部分は視界全滅です。一方、左側手前ボックスシートの窓は、外がはっきりと見えます。この時、様々な窓枠タイプがあることに気が付きました。

 

209系は、平成5年(1993年)より本格導入された、いわゆる「価格半分」「重量半分」「寿命半分」がコンセプトの車両ですが、窓の透明性も半分のようです。

 

 

駅周辺以外の車窓は、こんな感じ

線路沿いは田園風景ですが、向こう側の道路沿いは住宅が立ち並び、マンションや病院、の施設と思われる高い建物が点在していました。

 

 

車内はこんな感じ

ボックスシートがある車両ということで、座席はほぼ埋まっていました。乗り鉄と思われる4名の方々がいらっしゃいました、スマホを窓に固定し、暫くの間動画を撮っていたようです。 私と同じように銚子へ向かうのでしょうか?

 

 

彼らに刺激されたわけではないですが、前面展望がこちら...

地図上真東に太平洋側へ向かうほぼ直線区間、こんな車窓の連続です

そして、直線区間のはずですが、かなり揺れます....

 

 

●成東 9:22着 ※乗車時間21分

ドア窓からの視界が全滅、さらに車窓が微妙(残念...)だったこともあり、いつものように車内を移動することなく、ほぼ座って過ごしました。

 

●成東 9:25発 ※総武本線千葉始発(8:39発) 銚子行き

同じ209系2100番台の車両、今回は6両編成です。

入線中から先頭車両(ボックスシート)の混雑を確認、さらに私のような東金線からの乗り換え客も並んでいたので、空いてそうな車両(ロングシート)に乗車します。

 

※窓観察記①

想像通りロングシートの車両は空いていました。各シートに数人程度で、写真撮影には問題なさそうです。

東金線で気が付きましたが、209系の窓は2種類あるようです。

こちらが3枚窓、左側上下に2枚、右側縦に1枚あります。進行方向・前方を撮影

左下の窓が汚れているのが分かります。

 

 

席を横に移動(スライド)して、振り返り、後方を撮影

強調したわけではないですが、先程の左下窓の汚れの酷さがはっきり分かる写真となりました。同じ土色ですが、縦にはっきり分かるラインが見えます。

 

 

こちらが、ドア窓、3枚窓、そして奥に小さいですが、1枚窓の比較写真です。

特に、ドア窓の酷さがはっきり分かるかと思います。

 

 

少しだけ移動、車内全体はこんな感じ。空いているとはいえ、やはり一般の方々(乗客)の視線が気になります....

※貫通扉のせいで、連結部分からの騒音が凄まじく、快適とはほど遠い車内でした。勝手な推測ですが、「重量半分」のせいか、よく揺れます。

 

右側に大きな1枚窓を発見!

左側の3枚窓と違って、明るく外がはっきりと見えます!!

209系に乗車するまでは、それが普通、透明な窓から外が見えるのは当たり前だと思っていました!!!

 

車窓を撮るには、この窓しかないようです

 

●八日市場 9:44発

大好きなひらがなの駅名標ですが、色落ち(劣化)感が本当に残念です。

 

※レトロ感のある(ただ古いだけではない)東北本線の那須塩原や黒磯と違って、数十年間野ざらしの状態ではないでしょうか? XX本線の駅名標とは思えません

 

●干潟 9:49発

この先は高架区間のようで、車窓を見下ろすようになります。

 

※窓観察記② 貴重な1枚窓

青い空に白い雲、そしてコメリの赤い看板 

※日本一の店舗数を誇るホームセンターです。

 

 

窓に映る車内の影すら、新鮮に見えます!

大きな1枚窓があるロングシートから撮影、209系で唯一車窓が楽しめる場所です

 

普段は、目立たないようにドア窓から撮影しますが、この時はロングシートに座って振り返り、さらに立って撮影しました。空いているとはいえ、かなり目立ちましたが....

 

 

しばらくすると山間部のような風景となりますが、この周辺は下総台地と呼びます。

左側の窓枠はあえて入れました

 

猿田 10:04発

周囲を雑木林に囲まれ、ほとんど秘境駅でした。
 
   
 
 
最後は有名なキャベツ畑

 

※新型車両の件

ご存じの通り、千葉県内を走るJR路線には今年から新型車両のE235系とE131系が導入され

ます。E235系は、E217系からの置き換えで総武線快速の千葉から君津・上総一ノ宮・成田空港方面、E131系は外房線・内房線の一部区間(上総一ノ宮-安房鴨川-立山-木更津間)に新規導入となります。

 

ほとんどの区間で、新型のE235系(現在の山手線車両)が走ることになりますが、今回乗車した東金線・総武本線にはその予定(発表)はなく、「寿命半分」の209系は製造から20年以上経ちますが、あと10年以上は走るのでしょう。
そして、この路線に新型車両導入の際には、209系と乗り比べ・再乗車したいと思います
 
地図で表すと下記のイメージとなります。
 
青線:現在209系が走る路線(全ての路線です)
赤線:新型E131系が走る路線
 
※JR東日本様プレスリリース引用、イラストはE131系
 

●銚子 10:15着

到着数分前から大勢の乗客が先頭方向へ移動し始めました
下車後の風景がこちら。 私と同じように、乗り換えのようです。
 
 
狭いホームに2両編成、そして大勢の乗客と撮り鉄....
  
 
完全な密です.....
乗車すべきか悩みました....
 
最後までご覧いただきありがとうございます。
次回は、銚子電鉄線路沿い徒歩と乗車👇👇👇、犬吠埼へ向かい、さらに銚子大橋を渡って県境越え、に続きます