キース・コルバーン船長 (ウィザード号) | ベーリング海スーパースター列伝

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ディスカバリーチャンネルで放送中の『ベーリング海の一攫千金』に登場する、命知らずのカニ漁師達にスポットを当てたブログです。

キース・コルバーン(Kieth Colburn)

年齢:48歳(2011年 シーズン7現在)
搭乗船:ウィザード号(WIZARD、以下WZ号と表記)
役職:船長
初出:シーズン3

感情の起伏が激しく、神経質なところがあるが、船長としてのウデは申し分無い漁師の中の漁師。

以下は本国サイト"Deadliest Catch : Discovery Channel"より引用。

At the age of 22, Keith left behind his life as a Lake Tahoe ski bum to seek his fortune up north. He jumped on a plane with his best friend and landed in Kodiak, Alaska with no experience, a tent and $50. With only a hazy, but romantic vision of working at sea and the rumor of big paydays, Keith was determined to try something new and exciting. He started as a true greenhorn on the crabber Alaska Trader.
Keith was instantly hooked by the fishing lifestyle and the camaraderie of being part of a crew working together against the elements. While initially looking only for adventure in Alaskan waters, Keith decided to make it a career. In 1988, three years after he arrived, he became a full-share deckhand on the Wizard. He earned his U. S. Coast Guard license in 1990 and moved from the deck to the pilothouse. Two years later, he received his masters (captain) license and has remained there as the skipper.
In 2002, Keith purchased the crabber Sirene (pronounced Sea-Wren), but continued to operate the Wizard. In 2004, he sold the fishing rights for the Sirene in a government run fleet reduction program. When this program led to a reduction of the crabbing fleet from 250 to 80 crabbers, Keith went ahead and purchased the Wizard to secure his stake in the crabbing industry.
He and his wife Florence have shared a special bond as partners in both life and business for more than 25 years. She manages much of the business end of their boat's operations and together they balance their time to raise their son Caelan and daughter Sienna.

22歳の時キースは運試しに、それまで暮らしていたスキーリゾート地のタホ湖を後にし、北へ向かった。テントと50ドルだけを手に親友と未体験の地、アラスカ州コディアック行きの飛行機に飛び乗った。ぼんやりとかすんではいたが海で働くことへのあこがれと大金が手に入るという噂を聞きつけ、自分も何か新しく、エキサイティングなことをやりたいと心に誓った。そしてアラスカのカニ業者のもとでズブの素人ながらそのキャリアをスタートさせたのであった。
キースはすぐに漁師の生活に慣れ、悪天候の中、共に働くことで他のクルーとも友情を育んでいった。当初はアラスカ近辺の海域のみの漁であったが、キースはプロ漁師となる決心をした。アラスカへ来て3年が経った1988年に彼はウィザード号(以下WZ号)の正規甲板員となる。そして1990年、アメリカ沿岸警備隊のライセンスを得て、甲板員から操舵室へ昇格した。さらに2年後、正式に船長のライセンスを手にすることとなった。
2002年にカニ漁船シーレーン号を購入するも、WZ号を操縦し続けた。2004年には政府の漁業縮小計画もあって、シーレーン号の漁業権を売却した。この縮小計画はカニ漁船を250隻から80隻に減らすというもので、キースはカニ産業において彼自身地に足を付けるためにWZ号を購入する賭けに出たのである。
彼と妻のフローレンスは25年以上、人生の苦楽を共にしてきた。彼女は息子のケーランと娘のシエナを育てる傍ら、船にまつわる多くの業務を管理しているのである。
(一部意訳あり、誤訳があればコメント欄よりご教示下さい・・・。)



他の船長と違い、生粋の漁師という訳ではなく、流れ者からの成り上がりでその地位と名誉を勝ち取ったようだ。
ウデとキャリアだけでは船長にはなれないので、今の立場に至るまでには相当苦労したことが予想される。

努力家であることに間違いは無いが、文頭にも記した通り、相当神経質でかなりゲンを担ぐタイプの人間でもある。
シーズン3にて漁の開始直前に、ゲン担ぎのグッズの一つであるカップラーメンが見つからないためにクルー全員に船中を探させたために、半日近く漁が行えなかったこともある(結局カップラーメンは見つからず)。

また多くの漁師がそうであるように、キースもまた子供を溺愛しており、ことあるごとに子供と電話をしている。この時キースはデレデレ。娘のシエナとは禁煙(キースは噛みタバコを愛用)の約束をするが、毎回失敗しており、シエナに咎められっぱなし。

WZ号のモンティは実弟。TB号、特にジョナサンとは(番組上)犬猿の仲である。