丸まった雲を彩る朝日
虹色にも似た光彩に神秘なる
メッセージ

一昨晩のハナ金の夜
小学生の頃からの同級生と
藤沢の駅で待ち合わせした

当初予定していた焼き鳥屋を
遺棄して大船の町に向かった

何よりも声を張り上げず
静かに思い出を語りたかった
お目当ての店は満員で生憎な夜が
始まったが

大人な友から手土産を渡され
生憎な夜は一瞬
とほほな夜の顔になった

定年を迎えた記念の品と手作りの漬物

高級な米の焼酎のボトルを空にするまで
つまみを頼みながら思い出を手繰り寄せた
とほほで生憎な夜は大人な友に救われ
暮れた

頂いた搾菜に似ていると
光彩の輝く雲を見て思った

ありがとうハナコ

久しぶりのスキンシップ

朝がたに雨が降っていたりした日が
運悪く続いていたり
うっかり存在を忘れてしまったりして
なかなか撫でる事の出来なかった日が
続いていたが
やっと今日撫でる事が出来た
いつもより多めに
じっくりと
愛情を込めて


いかにも待ちかねた様子



人肌恋しい猫

ウインドブレーカーを羽織って
自転車を漕ぐ
肌を刺すほどではないけれど
思いがけない寒さに季節の移ろいを
感じる今日この頃



澄んだ空に夕焼けが美しいこの頃
夕映えの富士山




一夜明ければ
少しずつ寒さもつのる
人肌を恋しがる猫



待ってたニャ〜



早く撫でろと横になる