去る1月11日五月天(Mayday)ライブin Namba Hachi の1週間前、

ライブ参加者のKさんに、頑張れば1曲くらい1週間で覚えられるんじゃないか?

との提案をしたところ、彼女は2曲覚えたそうです。佩服、佩服。真的厲害!


「本当に1週間で1曲歌えるようになるか?」

と思い立ち、自らトライアル中であることを、以前書きました。

私にとって歌を覚えるのも中文学習の一つなので、テーマは中文学習。

結果と、その結果までのいろいろを書いてみます。

字ばっかりです・・・汗


<選曲>

選んだのは 作詞:阿信、作曲:怪獣 による

ドラマ「蘭陵王」主題歌「入陣曲」

選んだ理由は、ドラマで何度か聞いてるし好きな曲だから。

かっこいいし聞いてて飽きないかな、と。


<結果>

・・・歌詞を見れば歌えてる・・・かな? 程度のできばえ。

歌詞を見なくてもCDと一緒なら、8割くらい歌えてる…かも、とい気も。

発音は、いいかげんです。それは暗記した他の歌も同様ですが。

自分的には満足でしたが、「1週間で歌えるようになる」のは

私には「無理」という結果です。

そして1/11以降あまり聞いてないので、歌えなくなってきてる気がする・・・

時代物ドラマの主題歌ということで、内容もそのようになっていますね。

そして、どうやら歌詞(中文)自体がちょっと難しい言葉らしいです。

たしかに、魑魅魍魎とか普通あまり歌詞に出てこないでしょ?(笑)


<いい加減な発音>

もとから発音できてませんし曲は早いので、ますます。

曲についていこうとすると、文字を考えてる暇もなく、

残るは雰囲気や自分で想像した情景の印象と

体で覚えた音の感触のみ。


歌ってると

只も饑も 「じ」

盼も怕も龐も「ぱ」

戰も葬も章も「ざん」

になっちゃいます。


<口が回らない>

覚えようと思って聞き始めたときは、すべて口が回りませんでした。

ぜんぜんダメかも・・・とおもいました。

でも聞いてくうちに曲も歌詞もだんだん分かるようになると本当にうれしいです。

曲を体で覚えるのは歌ううえで重要と再確認。


丹青千秋釀 一醉解愁腸」これは
口が回らなくてイライラした一文。

でも辞書ひいて内容を想像すると…なんと口が回ってきて

曲にのせて言えると、とっても好きな一文に變成了!

私が歌うとこんな感じになります。
「だんちんちぇんちょうなぅ いーずぃじぇちょうちゃーん」


無悔少年枉 只願壯志狂

うーふぇいしょうねんわん じーゆぁんちゅあんしーくゎぁん」

こちらは最後まで口が回らなかった一文。今も。

初めて聞いたときから「少年は」って言ってると思って楽しみにしてた一文ですが、

最後の四文字がどうしても何度繰り返しても曲に乗って口がまわりません。

願(ゆあん)のあとの壯(ちゅあん)がでてこない


<時間>

1/6(月)帰り~1/10(金)

通勤電車内1h復路+1h×往復×4日間+昼休み5日で30分程度で

9時間半といった所でしょうか。


<方法>

1.ノートに歌詞を書き写す。

2.歌詞にルビをふる。

  私は聞こえた音をローマ字で、“ピンインもどき”を振りました。

3.わからない発音を辞書で確認。

  納得いかないピンインもどきも辞書で確認。

4.意味は雰囲気で感じてるくらいですが、どうしても感じられない語句は辞書で確認。

5.あとはただ繰り返し聞いて、一緒に歌うだけ。

  通勤電車内でノート見ながらブツブツ…きっとかなり

  怪しい奴だったはず(^▽^;)あせる

  

ルビは慣れるとカタカナやひらがなよりローマ字の方が読みやすいです。

発音を覚えたら、ルビが邪魔になります。
漢字見た方がより一層読みやすくなるんです。
さらに文をリズムとともに覚えると今度は読まなくてよくなる・・・ここまでくれば暗記完了ですね。

<歌詞カードについて>

日本版ベストアルバムをもっているので、「入陣曲」も当然訳詞を持っています。

が、実はいまだに訳詞を見てません。もう見てもいいんですが。

なぜか日本語訳詞を見てしまうと、その訳詞のことばしか想像できなくなり

自分の言葉にできなくなりそうで、何となく自分のイメージができるまでは

たとえそれが間違えでも、訳詞は見ないことにしました。


飛輪海の歌の中で

「怎麼可以這樣」=「どうしてこんなことに」

「這是可以這樣」=「これでいいんだ」

という訳詞がありました。

なるほどそういう意味かーと納得した好きな歌詞の部分ですが

私にとってゼンマカイジャーヤンは「どうしてこんなことに」

としか思えなくなりました。

ここの歌詞がでてくるたびに、

「どうしてこんなことに」と頭のどこかに浮かんできます。

もちろん意味はあってるし、訳詞としては素晴らしいと思ってます。


でもその後、別の歌で訳詞のない歌を理解できた時の、

うれしさとか、その歌に対するイメージとか、自分でできた感は、

訳詞で理解したとき以上の感動があります。

そして自分で意味が理解できてなくても、曲に対して想像した

映像とか風景とか色とか雰囲気が

「訳詞」とは全く違うものだったりするので

やはり最初に自分のイメージを作り出したい

と思っています。


入陣曲については、訳詞がないとはっきり言って私には意味分かりません。

でも、何となくイメージはあります。

ちゃんと文章になってないけど、そしてそのイメージは本当の意味とは違いますが…

歌う上では私には必要なイメージだったと思います。


さて、どんなイメージだったかは、また次回。・・・つづくんかい!

書くの恥ずかしいから書かないかも?

いや、覚え書きしときます、きっと。たぶん。


再見