夏休2011・感動ルパン展 | D-DST

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8月15日

夏休最終日は『ルパン三世展』@松屋銀座へ。
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アニメ化40周年記念ということで、

原作とアニメ双方の、原稿、設定資料、グッズ、海外盤コミックなどなどなど、

濃厚で充実のファンには堪らない展示物。


と言っても、ルパンワールド、
私はそこまで網羅しているわけではないのですが(汗)。




一番印象に残ったのは、やはりコミック原稿やイラスト。


当然すべて手作業の彩色、網かけなども手描きで、

それらの筆遣いの跡や、水彩の水の感触?までもはっきり見て取れて、

時を経ても尚息吹いている様に感激だった。




特に現在はイラストやマンガ原稿もパソコンでさらっと「処理」されたものも多いだけに(それはそれで勿論面白いのだが)、

やっぱりこうした手作業のあたたかさ、力強さ、説得力に、

久振りに「生きた絵」と対面した気がし、

清々しかった。




アニメの方はアニメで、

奇しくも先日夏コミ日記にも書いたが、

理想、イメージをカタチに起こす作業の断片、

情熱のたぎるスケッチやセル画、

ルパンがルパンであり続ける為の緻密な設定資料等に

大いにアツくなる。


やはりこういう「熱」って、好い。



ルパン三世といえば我が家に於いては父が好きで、

もう随分幼い頃に原作を手に取った記憶があるが、


如何せん幼過ぎて絵柄は勿論、

ストーリーなんてまるで訳が解らず(汗)、

やはりアニメの方が馴染みが深かった訳ですが、

今一度、原作も読み直してみたくなりました。




展覧会冒頭のモンキー・パンチ氏からのご挨拶に

「『ルパン三世』はまだまだ未完成」

という条があった。


永遠の四人組....失礼、五人組(とっつぁんを忘れていた)だと、

改めて思った。



会場出口には、氏による2011年の五人組の、

水墨画とカラーイラストの展示。


いくら未完成だからって、
五ェ門の、進化もとい美化に、

激しく狼狽(わたし五ェ門がすき)。



アニメの五ェ門の、


基本居眠り

→三白眼むき出しで変質者すれすれマイペース、

→無駄斬り炸裂


な流れが好きなので、少々複雑だったが


何故か笑いが止まらない(笑)。


是非アレの商品化(ポストカードとか)、希望。



脱線するが、

SUGIZO氏のギターパフォーマンスと五エ門の太刀筋は、

何か似ている。



脱線ついでに、

昔初めて『レ・ミゼラブル』(ミュージカル)を観た時、

ヴァルジャンとジャベールが、

ルパンととっつぁんに、


見えなくもなかった。


またつまらぬ事を思い出してしまった。