NHK総合 23:00~23:30
「SONGS DREAMS COME TRUE 20年の軌跡」
■
映像はライブのシーンから始まる。
画面には「3月21日 大阪」と字幕。
吉田美和:今日は、なんつったって、ドリの成人式に…。
画面には「ドリカム全国ツアーの初日」と字幕。
美和:All right, babys ! 準備はー?
会場:いぇーーい!!!
美和:今日も絶対、幸せにしてやっかんね。
ナレーション
美和:こんばんは。吉田美和です。
中村正人:中村正人です。
僕たち、DREAMS COME TRUEがデビューしてちょうど20年がたちました。
今夜の「SONGS」は、20年間みんなが愛してくれたドリカムの歌を
たくさん聞いてもらおうと思います。
■
映像が切り替わり、
(おそらくニューヨークの)公園の隣の道を美和ちゃんと正ちゃんが歩いているシーン。
美和ちゃんが腕に抱いてるのはたぶんヨークシャーテリアの「コイツ 」ちゃん。
ナレーション:えりすぐりのライブパフォーマンスで送るドリカムベスト。
1曲目は紅白で生まれたこの歌です。
「何度でも LOVE LOVE LOVE」
■
映像は2006/12/31の紅白歌合戦に。
■
曲が終わると、画面は空からの大阪城の映像に切り替わる。
ナレーション:ドリカムはデビュー20年目の全国ツアーの初日(2009/03/21)に大阪を選びました。
デビューは1989年。大阪から全てが始まりました。
ナレーションの間に、映像は大阪城内を歩いている美和ちゃんと正ちゃんの映像に切り替わる。
美和:(すれ違う小学生に向かって)こんにちは~。
正人:(同)こんにちは~。
小学生たち:こんにちは~!あっ!ドリカムや!!
正人:あっドリカムや(笑)
美和:小学生に「ドリカムや!」って言われたらさ、嬉しいね。
正人:嬉しいな。
大阪城をバックに歩きながら。
画面には「2006年5月 大阪にて」の文字。
正人:大阪はドリカムを最初に見つけてくれた街というか。
美和:本当にここから始まったんです。
デビューの日も、ここで集合イベントをやって。
その時にちょうど開局したラジオ(FM 802)もやらせてもらったので。
正人:大阪から火がついたので。
■
映像は2007年のワンダーランドに切り替わる。
いくつかの曲の映像が流れる。
■
再び、大阪城内で二人が遊んでる映像。
美和ちゃんが、水飲み用の水道の蛇口で水をまいて遊んでいる。
正人:やめなさいっつ~の!(笑)
美和ちゃん、水を霧吹き状に撒き散らす(笑)(超楽しそう)
ナレーション:ドリカムの大きな魅力の1つが、吉田美和さんの作る歌詞です。
女の子の気持ちをリアルに歌ったその言葉に、日本中の少女たちが共感してきました。
■
映像は、美和ちゃんの単独インタビューに切り替わる。
画面右下には「歌をつくること」の文字。
美和:小学校2~3年ぐらいから、曲を作ってるんですけど、
逆に言うと、ほんとそこから変わってない。(笑)
ほんと小学校の時に作ってた曲のノートとか見ても…、
今やってる曲もいっぱいあるんですけど、
小中高…プロになってから、変わってないですね。
だからなんか、私の言葉であるにもかかわらず、
どこかにあるものを私たちが、ドリとしてやるべき事を、
受取っている感じがする。
■
映像は、ライブの様子に切り替わる。
2009/03/10に行われた「みんなでドリする?」の映像。
ナレーション:この春、ドリカムのデビュー20周年を記念して、こんなイベントが開かれました。
会場のナレーション:スペシャルラーイブ!
会場:わーーー!!!
ナレーション:ドリカムにあこがれた若き女性シンガーたちが大集合。
みんなで大好きなドリカムの名曲を歌いました。
■
映像は、絢香さんのオフショットに切り替わる。
絢香さんが公園を歩いてる映像。
ナレーション:20年前、ドリカムがデビューした時には、1歳だった絢香さん。
大阪で歌手を夢見た少女時代。
画面は、絢香さん少女時代の制服姿の写真。
ナレーション:吉田美和さんのように歌いたい。
ドリカムを追いかけ続けた青春でした。
映像は、絢香さんの単独インタビューに切り替わる。
綾香:中学生ぐらいのときから、(ドリカムを)ずっと毎日毎日聞いていたし、
その音源を聴きながら、自分も大きなステージで歌っているのを、
想像しながら寝る、という毎日だったんですよ。
なんか、(ドリカムは)全然かっこつけてないんですよね。
歌詞を読んだり、聴いたりしても。
本当に同じ目線で歌っている。
映像は、2009/03/10のカバーライブで綾香さんが歌っている「決戦は金曜日」。
■
映像は、一青窈さんに切り替わる。
一青窈さんが桜の木の下を歩いている映像。
ナレーション:一青窈さん。歌いたいという気持ちを、最初に引き出してくれたのは、
吉田美和さんの歌でした。
画面は、一青窈さんが少女時代の制服姿の写真。
ナレーション:仲良しの友達とアカペラでハモり、文化祭で、謝恩会で、いつも歌っていました。
映像は、一青窈さんの単独インタビューに切り替わる。
一青窈:ドリカムさんの曲を聴くと、コピーしたくなって、
ほんとに女の子3人でコーラスグループを作って、
休み時間でも、ちょっとトイレに集まって、よく響くから、練習したりとか。
ああやって、スッと歌詞が入ってきて、すごく等身大の恋愛を歌ってくれてるから、
今でも、(ドリカムは)あの時の青春の時の恋愛のドキドキ感を失わずに、
ずっと歌い続けてくれてるなって、すごく感じるんですよ。
映像は、2009/03/10のカバーライブで一青窈さんが歌っている「あの夏の花火」。
■
映像が切り替わって、今度は平原綾香さんがピアノを弾いているシーン。
ナレーション:平原綾香さんは14歳の時、ミュージシャンだったお父さん(平原まことさん)に頼んで、
ドリカムのサインをもらった事があります。
画面には、実際にもらったドリカムのサイン入りのビデオのジャケットが。
画面が切り替わり、平原綾香の少女時代の制服を着た写真が映される。
平原綾香:「晴れたらいいね」とか、「決戦は金曜日」とかも、歌ってる真似みたいな、
なんか…エアボーカルみたいな事をちっちゃい頃やってた記憶があるんです。車の中で。
映像は、今度は平原綾香さんインタビュー。
綾香:ドリカムの曲の歌詞は、聴いてる人が主人公なんですよね。
だから共感するし、自分の事を歌ってくれてるような。
もう、その世界に、歌詞の世界の中にふっと入っていける、そんな魅力があって。
映像は、2009/03/10平原綾香さんが歌っている「サンキュ.」。
■
画面は、『DIAMOND 15』のジャケットの写真。
ナレーション:次にお届けするのは、「やさしいキスをして」。
デビュー15年目に発表した、吉田美和さんには珍しいタイプの歌詞の歌。
深い悲しみを感じさせるラブソングです。
2004年、ドリカムが7年ぶりに紅白に帰ってきてくれたときの映像です。
■
映像は、2004年紅白歌合戦より「やさしいキスをして」。
■
曲が終わって画面が切り替わり、映像は誰もいないコンサート会場のステージの上に正さん。
画面には「3月22日 大阪城ホール」の文字。
(2009/03/21がツアー初日なので、翌日。)
ナレーション:全国ツアーの初日、大阪公演1日目(2009/03/21)を終えた中村正人さん。
20年間、吉田美和さんとドリカムとして走ってきました。
いつも美和さんの少し後ろでベースを弾いて、歌う彼女の背中を見守ってきました。
画面が切り替わり、正さんインタビューの映像。
正人:(吉田美和さんと出会った)当時、彼女はまだ20歳そこそこで。
その吉田の歌を初めて地下鉄の中でアカペラで聴かせてもらった時に、
「この音楽をみんなに届けたいな」と思った、あるいは思っている日々が
ずっと続いている20年間なので。
画面左下には「吉田美和と 20年」の文字。
正人:吉田美和の伝えるメッセージというのは、「恋から愛まで」なんですね。
それイコール、ドリカムのメッセージであり。
DREAMS COME TRUE の中にもいろいろな事があって、
ここ数年は、とても大きな意味を持った年で、
吉田美和の人生にも、本当に重要な事が起きて。
そこから「音楽とは何だ」とか、「生きるとは何だ」とか、
「ドリするという事は自分たちにとっては何なんだ」という事と、
向き合わざるを得なかったここ何年かだと思います。
■
画面が切り替わる。
美和ちゃんと正さんが手をつないで、ステージの下に入り込んでいく映像。
2007年DWLの国立競技場公演のスタート直前のワンシーン。
画面左下には「2007年9月 国立競技場 開演直前」の文字。
ステージ下の通路を緊張の面持ちで正さんと手をつなぎながら進む美和ちゃん。
ナレーション:ドリカムとして走ってきた20年は、二人の絆を固く結びました。
美和ちゃんと正さんが少しの間、HUG。
美和:(スタッフの皆へ)お願いします!
スタッフ:お願いします!
■
正さんのインタビュー映像に戻る。
正人:本当に、吉田美和に出会って、僕は当時30近くだったんですけど、
吉田に「中村さんは歌と作詞の才能はない」って言われたのかな。
「歌と作詞はやめた方がいいと思う」って言われた時点から、2つの夢は終わったんですけど、
その代わりに、僕が生きる意味を与えてもらったので、
画面左下に「吉田美和は 生きる理由」の文字。
正人:今もなお、吉田美和が存在する限り、僕は生きる意味がはっきり分かるし、
吉田美和は僕にとっては、僕の生きる存在価値を…存在理由を、
(存在)価値は自分で作るんですけど、(存在)理由を与えてくれてる、
本当に大切な人物である事は確かですね。
■
画面が切り替わる。
2007年紅白歌合戦より、「ア・イ・シ・テ・ルのサイン ~わたしたちの未来予想図~」の映像。
■
正ちゃんのインタビュー映像に戻る。
誰も居ないステージに佇む正ちゃんの後姿。
正人:吉田美和の詩っていうのは、たぶん永遠だと思うんですよね。
もちろん、その時代を反映していることは確かですけど、
その時の人と人との関係や、恋する気持ちの機微や、
そういうものが、素晴らしく表現されている詩だと思うので、その吉田美和の詩も含めて、
これからドリカムは、そういう詩や曲を1曲も多く残せていけたらなあと。
■
ナレーション:最後にお送りするのは「MERRY-LIFE-GOES-ROUND」。
この春、ドリカムに憧れた女性アーティストが集ったイベントで、
最後にドリカム自身が登場。
感謝を込めて歌ったこの歌を、聴いてください。
映像は、「みんなでドリする?」でドリカムが歌った「MERRY-LIFE-GOES-ROUND」。
美和:Come on ! ドリしてる? Baby !
観客:いぇーーい!!!!
美和:後ろは元気~?!
後方の観客:わーーー!!!
♪夢や希望を~
歌の終わりで画面がフェードアウトして、番組終了。
■
画面には、白い背景に
SONGS DREAMS COME TRUE
20周年記念BEST
の文字。
■
完。
「SONGS DREAMS COME TRUE 20年の軌跡」
■
映像はライブのシーンから始まる。
画面には「3月21日 大阪」と字幕。
吉田美和:今日は、なんつったって、ドリの成人式に…。
画面には「ドリカム全国ツアーの初日」と字幕。
美和:All right, babys ! 準備はー?
会場:いぇーーい!!!
美和:今日も絶対、幸せにしてやっかんね。
ナレーション
美和:こんばんは。吉田美和です。
中村正人:中村正人です。
僕たち、DREAMS COME TRUEがデビューしてちょうど20年がたちました。
今夜の「SONGS」は、20年間みんなが愛してくれたドリカムの歌を
たくさん聞いてもらおうと思います。
■
映像が切り替わり、
(おそらくニューヨークの)公園の隣の道を美和ちゃんと正ちゃんが歩いているシーン。
美和ちゃんが腕に抱いてるのはたぶんヨークシャーテリアの「コイツ 」ちゃん。
ナレーション:えりすぐりのライブパフォーマンスで送るドリカムベスト。
1曲目は紅白で生まれたこの歌です。
「何度でも LOVE LOVE LOVE」
■
映像は2006/12/31の紅白歌合戦に。
■
曲が終わると、画面は空からの大阪城の映像に切り替わる。
ナレーション:ドリカムはデビュー20年目の全国ツアーの初日(2009/03/21)に大阪を選びました。
デビューは1989年。大阪から全てが始まりました。
ナレーションの間に、映像は大阪城内を歩いている美和ちゃんと正ちゃんの映像に切り替わる。
美和:(すれ違う小学生に向かって)こんにちは~。
正人:(同)こんにちは~。
小学生たち:こんにちは~!あっ!ドリカムや!!
正人:あっドリカムや(笑)
美和:小学生に「ドリカムや!」って言われたらさ、嬉しいね。
正人:嬉しいな。
大阪城をバックに歩きながら。
画面には「2006年5月 大阪にて」の文字。
正人:大阪はドリカムを最初に見つけてくれた街というか。
美和:本当にここから始まったんです。
デビューの日も、ここで集合イベントをやって。
その時にちょうど開局したラジオ(FM 802)もやらせてもらったので。
正人:大阪から火がついたので。
■
映像は2007年のワンダーランドに切り替わる。
いくつかの曲の映像が流れる。
■
再び、大阪城内で二人が遊んでる映像。
美和ちゃんが、水飲み用の水道の蛇口で水をまいて遊んでいる。
正人:やめなさいっつ~の!(笑)
美和ちゃん、水を霧吹き状に撒き散らす(笑)(超楽しそう)
ナレーション:ドリカムの大きな魅力の1つが、吉田美和さんの作る歌詞です。
女の子の気持ちをリアルに歌ったその言葉に、日本中の少女たちが共感してきました。
■
映像は、美和ちゃんの単独インタビューに切り替わる。
画面右下には「歌をつくること」の文字。
美和:小学校2~3年ぐらいから、曲を作ってるんですけど、
逆に言うと、ほんとそこから変わってない。(笑)
ほんと小学校の時に作ってた曲のノートとか見ても…、
今やってる曲もいっぱいあるんですけど、
小中高…プロになってから、変わってないですね。
だからなんか、私の言葉であるにもかかわらず、
どこかにあるものを私たちが、ドリとしてやるべき事を、
受取っている感じがする。
■
映像は、ライブの様子に切り替わる。
2009/03/10に行われた「みんなでドリする?」の映像。
ナレーション:この春、ドリカムのデビュー20周年を記念して、こんなイベントが開かれました。
会場のナレーション:スペシャルラーイブ!
会場:わーーー!!!
ナレーション:ドリカムにあこがれた若き女性シンガーたちが大集合。
みんなで大好きなドリカムの名曲を歌いました。
■
映像は、絢香さんのオフショットに切り替わる。
絢香さんが公園を歩いてる映像。
ナレーション:20年前、ドリカムがデビューした時には、1歳だった絢香さん。
大阪で歌手を夢見た少女時代。
画面は、絢香さん少女時代の制服姿の写真。
ナレーション:吉田美和さんのように歌いたい。
ドリカムを追いかけ続けた青春でした。
映像は、絢香さんの単独インタビューに切り替わる。
綾香:中学生ぐらいのときから、(ドリカムを)ずっと毎日毎日聞いていたし、
その音源を聴きながら、自分も大きなステージで歌っているのを、
想像しながら寝る、という毎日だったんですよ。
なんか、(ドリカムは)全然かっこつけてないんですよね。
歌詞を読んだり、聴いたりしても。
本当に同じ目線で歌っている。
映像は、2009/03/10のカバーライブで綾香さんが歌っている「決戦は金曜日」。
■
映像は、一青窈さんに切り替わる。
一青窈さんが桜の木の下を歩いている映像。
ナレーション:一青窈さん。歌いたいという気持ちを、最初に引き出してくれたのは、
吉田美和さんの歌でした。
画面は、一青窈さんが少女時代の制服姿の写真。
ナレーション:仲良しの友達とアカペラでハモり、文化祭で、謝恩会で、いつも歌っていました。
映像は、一青窈さんの単独インタビューに切り替わる。
一青窈:ドリカムさんの曲を聴くと、コピーしたくなって、
ほんとに女の子3人でコーラスグループを作って、
休み時間でも、ちょっとトイレに集まって、よく響くから、練習したりとか。
ああやって、スッと歌詞が入ってきて、すごく等身大の恋愛を歌ってくれてるから、
今でも、(ドリカムは)あの時の青春の時の恋愛のドキドキ感を失わずに、
ずっと歌い続けてくれてるなって、すごく感じるんですよ。
映像は、2009/03/10のカバーライブで一青窈さんが歌っている「あの夏の花火」。
■
映像が切り替わって、今度は平原綾香さんがピアノを弾いているシーン。
ナレーション:平原綾香さんは14歳の時、ミュージシャンだったお父さん(平原まことさん)に頼んで、
ドリカムのサインをもらった事があります。
画面には、実際にもらったドリカムのサイン入りのビデオのジャケットが。
画面が切り替わり、平原綾香の少女時代の制服を着た写真が映される。
平原綾香:「晴れたらいいね」とか、「決戦は金曜日」とかも、歌ってる真似みたいな、
なんか…エアボーカルみたいな事をちっちゃい頃やってた記憶があるんです。車の中で。
映像は、今度は平原綾香さんインタビュー。
綾香:ドリカムの曲の歌詞は、聴いてる人が主人公なんですよね。
だから共感するし、自分の事を歌ってくれてるような。
もう、その世界に、歌詞の世界の中にふっと入っていける、そんな魅力があって。
映像は、2009/03/10平原綾香さんが歌っている「サンキュ.」。
■
画面は、『DIAMOND 15』のジャケットの写真。
ナレーション:次にお届けするのは、「やさしいキスをして」。
デビュー15年目に発表した、吉田美和さんには珍しいタイプの歌詞の歌。
深い悲しみを感じさせるラブソングです。
2004年、ドリカムが7年ぶりに紅白に帰ってきてくれたときの映像です。
■
映像は、2004年紅白歌合戦より「やさしいキスをして」。
■
曲が終わって画面が切り替わり、映像は誰もいないコンサート会場のステージの上に正さん。
画面には「3月22日 大阪城ホール」の文字。
(2009/03/21がツアー初日なので、翌日。)
ナレーション:全国ツアーの初日、大阪公演1日目(2009/03/21)を終えた中村正人さん。
20年間、吉田美和さんとドリカムとして走ってきました。
いつも美和さんの少し後ろでベースを弾いて、歌う彼女の背中を見守ってきました。
画面が切り替わり、正さんインタビューの映像。
正人:(吉田美和さんと出会った)当時、彼女はまだ20歳そこそこで。
その吉田の歌を初めて地下鉄の中でアカペラで聴かせてもらった時に、
「この音楽をみんなに届けたいな」と思った、あるいは思っている日々が
ずっと続いている20年間なので。
画面左下には「吉田美和と 20年」の文字。
正人:吉田美和の伝えるメッセージというのは、「恋から愛まで」なんですね。
それイコール、ドリカムのメッセージであり。
DREAMS COME TRUE の中にもいろいろな事があって、
ここ数年は、とても大きな意味を持った年で、
吉田美和の人生にも、本当に重要な事が起きて。
そこから「音楽とは何だ」とか、「生きるとは何だ」とか、
「ドリするという事は自分たちにとっては何なんだ」という事と、
向き合わざるを得なかったここ何年かだと思います。
■
画面が切り替わる。
美和ちゃんと正さんが手をつないで、ステージの下に入り込んでいく映像。
2007年DWLの国立競技場公演のスタート直前のワンシーン。
画面左下には「2007年9月 国立競技場 開演直前」の文字。
ステージ下の通路を緊張の面持ちで正さんと手をつなぎながら進む美和ちゃん。
ナレーション:ドリカムとして走ってきた20年は、二人の絆を固く結びました。
美和ちゃんと正さんが少しの間、HUG。
美和:(スタッフの皆へ)お願いします!
スタッフ:お願いします!
■
正さんのインタビュー映像に戻る。
正人:本当に、吉田美和に出会って、僕は当時30近くだったんですけど、
吉田に「中村さんは歌と作詞の才能はない」って言われたのかな。
「歌と作詞はやめた方がいいと思う」って言われた時点から、2つの夢は終わったんですけど、
その代わりに、僕が生きる意味を与えてもらったので、
画面左下に「吉田美和は 生きる理由」の文字。
正人:今もなお、吉田美和が存在する限り、僕は生きる意味がはっきり分かるし、
吉田美和は僕にとっては、僕の生きる存在価値を…存在理由を、
(存在)価値は自分で作るんですけど、(存在)理由を与えてくれてる、
本当に大切な人物である事は確かですね。
■
画面が切り替わる。
2007年紅白歌合戦より、「ア・イ・シ・テ・ルのサイン ~わたしたちの未来予想図~」の映像。
■
正ちゃんのインタビュー映像に戻る。
誰も居ないステージに佇む正ちゃんの後姿。
正人:吉田美和の詩っていうのは、たぶん永遠だと思うんですよね。
もちろん、その時代を反映していることは確かですけど、
その時の人と人との関係や、恋する気持ちの機微や、
そういうものが、素晴らしく表現されている詩だと思うので、その吉田美和の詩も含めて、
これからドリカムは、そういう詩や曲を1曲も多く残せていけたらなあと。
■
ナレーション:最後にお送りするのは「MERRY-LIFE-GOES-ROUND」。
この春、ドリカムに憧れた女性アーティストが集ったイベントで、
最後にドリカム自身が登場。
感謝を込めて歌ったこの歌を、聴いてください。
映像は、「みんなでドリする?」でドリカムが歌った「MERRY-LIFE-GOES-ROUND」。
美和:Come on ! ドリしてる? Baby !
観客:いぇーーい!!!!
美和:後ろは元気~?!
後方の観客:わーーー!!!
♪夢や希望を~
歌の終わりで画面がフェードアウトして、番組終了。
■
画面には、白い背景に
SONGS DREAMS COME TRUE
20周年記念BEST
の文字。
■
完。