9月3日に、親族最高齢の、母方の祖母が彼岸に旅立ちました。すばらしく美しい、感動するお渡りでした。

 93年もの人生、たくさん辛いことにも遭っていたはずと思うんです。でも、一切、愚痴もこぼさず、不平も言わず、感謝の言葉しか、言わなかったのね。


  かわいらしくって、働き者で、みんなのアイドル。

 

  孝行者の息子と、三界一の、優しくてきれい好きで、働き者で、美人で気立てのよいお嫁さん。孫三人と、6人家族。

 親類みんな、つい遊びに行きたくなる、とっても居心地のいい、暖かさあふれるうれしい家、また行きたいな。


 すばらしい家族に恵まれて、世界一幸せな、憧れの老後。


  いつもいつも、「○○ちゃんが、よくしてくれるけんな(^^)」と、お嫁さんを褒め称ていて、「ありがたいねえ」というのが、口癖だったんだよねえ。

 斉藤一人さんの言う、「天国言葉」のみ使う、心の豊かな毎日の生活ぶり。地獄言葉は、聞いたことがありません。


 この2年8ヶ月、床についていたのですが、いつもニコニコして、会う人会う人、必ず「ありがとう」と、声をかけるの。

 「こんな幸せそうにしているひとって、みたことない」って、みんな驚いていました。

 最後に会えたときも、やっぱりニコニコしていて、「よう来たなあ、元気にしちょんかえ。ありがとう」と、言ってくれてねえ。 

 お肌つやつや、お手手もすべすべ、ご機嫌で、本当に快適そうで、見ているこちらも、嬉しくなる。


 自宅で静かに、うたた寝をするように、渡っていったおばあちゃん。

 すごいです。

 告別式では、おばあちゃんに素敵な毎日を送らせてくれた主役のお嫁さんに、親戚一同で、心からお礼を述べました。


 朝晩、必ず神仏に、感謝をささげて祈っていたおばあちゃんの後姿、今でも目に浮かびます。


 ああ、ほんとうに、天国言葉を使いこなすって、美しいなあ、すばらしいなあと思います。

 おばあちゃん、一生のうちに、何回「ありがとう」って、みんなに言ったのかな。

 百万遍なんて、とうに過ぎているんじゃないかな。
 
 

 見習っていきますね、おばあちゃん、ほんとうにありがとう。

 

 ブラボー、おばあちゃん!!

 

 さて、つづきはまた、次回に。


 今日も、いい日(^^)