おはようございますっ


 三人目の子がおなかに入ってから、「こんどこそ、完全母乳で育てたいな」、と、強く願いました。


 最初の子がおなかにいるときからも、そうしたいと思っていたんですが、最初から夫の親と同居だったので、がんばりすぎたかな。


 二人目のときは、近所で開業している助産師さんに沐浴をしてもらったときに、たくさん教えてもらって、踏ん張れました。


「泣いたら飲ます、でいいのよ。時間ではなくて」


と教えられて、なんだかすごくほっとしたのをよく覚えています。


「でも、3ヶ月くらいまでは、夜中は6時間とかずっと寝せないで、3時間くらいでちゃんと赤ちゃんを起こして、おっぱい飲ませてあげてね」と言われ、


「ああ、いつになったらゆっくり眠れるようになるんだろう、」などと不届きに思ってました。(^^)ヾ


 子どもが小さくて夜寝かせてもらえない時期って、どんなに考えても永遠に続くわけはないのですが、そのときは本当にずーーーーーーーっとこれが続いていくんだと、そんな気分になってました。


「ああ、ゆっくり寝たい。無人島に行きたい」なんて、思ったものですが。


  まあ、それはおいといて。


 で、三人目。「この子は、できるかな」って、ホームドクターでもある産婦人科のお医者様と、担当してくれた産院つきの助産師さんには前もってお願いして、「完全母乳」体制に突入しました。


 哺乳瓶とかの人工乳の授乳セットは、最初から押入れから出しませんでした。産着や、おむつ(自宅では布使ってました)、などなどは上の子達からの、引き続きに、新しく買い足して。


 だんだん大きくなるおなかに、みんなでわくわくしつつ。


 さあ、いざ、お産です。


 上二人と違ったのは、完全母乳宣言をしたから、産後すぐに授乳があったこと。


 「おぎゃー」と生まれて、へその緒を切ってもらって、(もちろんこの時点ですでにワタシはへとへとですが)、産着着せてもらってからすぐ、そのまま産室で胸の上に抱かせてもらって、初乳を飲ませたんです。


 まだ、親の側もおっぱいはほとんど出ないんですが、びっくりしたのは、すぐに赤ちゃんがおっぱいを見つけ、


「ぱくり」と吸い付いて、「ぺろっ」となめたこと!


で、満足そうに穏やかな表情になったの!!で、すぐに、「すやすや~~~~」と、いうか、「うとうと~~」というか、そんな感じで、眠っているというか、リラックスしてまどろんでいると言うか、そんな様子になったんですよ。


 はじめてここで、人も生命体なんだ、というか、生きる本能をちゃんと持っていると言うか、なんか、「いのち」というか、「ちから」を感じました。


 誰に習ったわけでもなく、おっぱいの扱いを知っている!!あかちゃんの生きる力というか、生命の神秘ですよね。激変した環境なのに、もう、適応して、状況がわかったんだなと言うか。言葉でなく理解しているんだなって、今思い出すと、そうとしか思えない状況でした。


 生まれたばかりの赤ん坊って、ほんとうに、奇蹟的な存在です。ああ、文章力がもっとほしいなあ。


 小さい子を見るたび、すごいな~~~~っと、思ってしまいます。


 では、また続きは、次回に。


 今日も、いい日です。(^^)