私には息子が二人います。
長男は一番上だから私が子育てに慣れていないというのもありますが、手がかかります。
さびしがり甘えっ子
二男はおおらかでほっといたら育つタイプ(笑)





長男君、ここまで大きくなるまでにもいろいろありました。(そのことはまたおいおい書いていこうと思います)
最近、私に対してとても暴力的で困っていました。
たたくことで、私が痛いことは分かっている。
人を叩いたらだめなことも分かっている。
対象は私だけ。

「どうして叩くの?」
「叩いてもいいの?」

これからは叩かない。ごめんさない。の繰り返しがしばらく続きました。
私が長男がすることでだめなことを止めるのに、話を聞かない場合はカウントダウンをすると、止めるようになりました。

でも、長男をそうさせる原因を見つけないと止まりません。

最近の様子を思い出してみました。
・性格的に自分から積極的に遊びたい友達の輪に入れない→「ママ○○君に遊びたいって言って」と言ってくる
・幼稚園ではすごくお利口さん(周りを注意深く観察しています。先生にとっては扱いやすい子)
・次男がよちよち歩くようになり、周りから「かわいいね~」といわれることが今までより多くなった(注目が二男に行く)

そして、たぶん私自身が次男の無垢な姿に癒されかわいがっていること(長男の時は大変すぎてそういう感情を持つ余裕がなかった)を長男は感じ取り自分の対して母親の関心が向いていないと思っていたのかなと思いました。
本人も気づかないうちにストレスがたまっていたようです。

またおもちゃの剣で私を叩き散々叱った夜、長男を膝にのせてきいてみました。
「どうして叩くの?」
「・・・」
「さみしいの?」そう言った時泣きそうな顔になりながら、うなずく長男。
大人でも自分の感情を言葉で表現するのは難しいんだから4歳児にはなおさら。

「さみしいからって叩かれたら、ママは痛いし、○○のことどんどんいやになっちゃうよ。これからはママを(さみしくて)叩きたくなったら、そうやってママに言って。ギュッてしようよ。そっちの方がうれしくない?」
長男、大きくうなずく。
二人でぎゅーっとしあって仲直りしました。

次の日また剣で叩こうとした長男、ハッとした顔して「ママ、ぎゅっとして」と言ってきました。

この一件以降、長男の暴力はなくなりました。
男の子なので、ふざけて叩いてくることはありますが、今までのと違うことがわかります。

何事にも敏感な長男。
きっと生きにくいと思います。それでも大人になるまでに彼の敏感さからくる恐怖心を乗り越えられる人になるように親としてサポートしていきたいと思います。