昨日国立新美術館で開催されている陰影礼讃に行ってきました。
ふらっと美術館
昨日は作品を近くに感じました。
陰をテーマに絵から写真から映像まで幅広く様々な作品が展覧されてました。
アーティスト達が表現したもの
アーティスト達の見た世界
作品を見ていたら世界を時代を旅したような
いい映画を何本もまとめて観た感じです。
そして
一枚の絵に出逢えました。
それは
安井曽太郎の『奥入瀬の渓流』という絵
簡単に言うと川の絵です。
何故足が止まったかと言うと
まさしくその絵と同じ景色を見たから。
私の記憶の断片がそのまま絵になって出てきたみたい
記憶泥棒された気分
でも安井曽太郎と私は何の接点もないし、この絵を以前見たこともない。
でも全く同じ
あの景色を見た時の状況まではっきり覚えている
不思議なことがあるもんだ。
時空を越えて人の記憶と合致させるなんて
安井曽太郎さん、あなたは偉大な画家ですね!!
なんて思いながら作品をまた海馬に焼き付けました。
そして触発された私は美術品みたいに美しい美術館をパシャパシャして帰りました。
陰影礼讃見ていたら人から言われた言葉を思い出しました。
人は太陽の光だけでは生きられない
月の光もなければ人は生きられない
光と陰が必要です