午後4時ころ司法研修所の掲示板にて発表とのことでしたので、自分の目で確かめるべく研修所に行きました。
研修所に着くと、掲示板の前はすでに多くの修習生でごった返していました。
まず不合格者46名という数字が目に飛び込んできました。予想より少ない。
そして、おそるおそる番号を見ていくと・・・ない!私の番号はありませんでした。
うれしいというより、ほっとしたというのが正直な気持ちです。
長かった弁護士までの道のりも、これでやっと終了です。2007年に勉強開始してから、本当に長かった。
ここ数日、以下の曲が頭をめぐっていました。

FUNKY MONKEY BABYS 「あとひとつ」
あとひとつの坂道を ひとつだけの夜を 越えられたなら 笑える日がくるって
今日も信じてるから きみもあきらめないでいて
何度でも この両手を あの空へ
・・・・

おそらく、多くの修習生が「あとひとつ」と思っていたのではないでしょうか。
適性試験、法科大学院入試、法科大学院での期末試験、司法試験、二回試験・・・
本当に数多くの試験を突破しなければ得られない法曹資格。あとひとつであった二回試験は、合格率こそ高いですが、落ちれば失うものが大きく、大変なプレッシャーです。試験時間も長く、ひもの綴り忘れや試験終了後の筆記行為など非常に厳格で、過酷さは今まで受けた試験の中で一番でした。

12/20の一斉登録日に、東京弁護士会に登録されます。
12/26と27に早速新人研修が入っています。同じ東弁の65期の方、よろしくお願いいたします。

不合格者46名と、64期より少なくはなりましたが、貸与制のもとでがんばった65期の同志が不合格となることは残念でなりません。
300万の借金を負わされた挙句、法曹資格を得られずに1年待たされるというのは非常につらいものです。
旧司組の夏の二回試験がなくなって1年に1回になってしまったわけですから、追試制度を復活させるべきではないでしょうか。