昨晩ちょっと野暮用で地下鉄体育西駅を利用しました。3号線に近い階段手前に警察官が何人もいて、1号線方面からの乗客に身分証明書の提示を求めていました。

中国にお住いの方はご存知かと思いますが、中国には免許証大の身分証があり、その身分証番号は一生変わりません。出生後戸籍に登記した時からその番号は決まっており、最近は小学校入学手続きにも必要なため、6歳くらいから皆さん身分証を所持しています。ちなみに、18桁の数字のうち最初の6桁で省、市、区を表し、次の8桁で生年月日を表します。その次の2桁は最初の14桁が全く同じ人の中での順番が示され(男性は奇数、女性は偶数)、最後の一桁はその身分証が本物であることを示す数字(計算式があって答えが違うと偽物なのだそうです)です。

身分証を警察官が小さい端末に差し込むとそのデータがディスプレイに表示され、何もなければ通されるようでした。私は反対方向からの通行人だったので、止められませんでしたが、ああいう時、パスポートやそれに準ずるものがなかったらどうなるんでしょうね。(外国人の身分証不携行は罰金の対象です)

それにしても、1号線に犯罪の容疑者とかが乗っていたんでしょうかね…。
{819C5F4C-5011-434B-BC38-B3B37923B948}