パマル










パ・マル

評価  ★★★


休業になる前に滑り込みセーフで予約のとれた護国寺にあるビストロへ。初めていったのはその昔、ホイチョイの「東京いい店やれる店」で紹介されていたのを読んでチェックしました。店の雰囲気は当時のままな印象でした。いわゆるプリフィクス・レストランの先駆け的な店でした。ロケーション的に使いづらく、もっぱら四谷三丁目の「パザパ」をこの手のレストランでは利用していたものです。「キノシタ」や「ラ・ベットラ」、「カルミネ」といったサンパチ系に通うようになったのはその後になり、食べ歩きにはまるきっかけとなったレストランのひとつ。知人より休業するとの知らせを聞き、速攻でアポどり。いかにもなメニューから選択したのが、「白レバーのムース」と「豚バラ肉のカシス煮込み」。洗練されていない素朴な味わいですが、ビストロらしい皿でした。付けあわせのマッシュポテトが以前はかなり旨く感じていたものですが・・・デザートは「クレーム・ブリュレ」を。この日は満席で、みんなが名残り惜しんでいるような気がしてしまいました。閉店ということではないようなので、静かに復活を待っております。