東京都足立区の新聞販売店従業員寮で04年、小出亜紀子さん(当時24歳)が他殺体で見つかった事件を巡り、両親が捜査に怠慢があったとして東京都に賠償を求めた訴訟で警視庁は10日、捜査の怠慢と死亡との因果関係を認め1000万円の支払いを命じた東京高裁判決(2月24日)を不服として、上告する方針を明らかにした。

 警視庁警務部は「捜査活動の適否と犯罪者による殺害行為が同一レベルで評価され、犯罪者との共同不法行為に当たると認定された点などに不服があり、上級審の判断を仰ぐことにした」と説明している。

【関連ニュース】
捜査怠慢訴訟:2審も死亡の因果関係を認める 賠償を命令
東京・足立区の女性監禁殺人:捜査怠慢、2審も認定 都に1000万円賠償命令

三宅島空港でも気圧誤送信、5便が目視修正(読売新聞)
ベスーン容疑者 過去に船舶事故、死者も(産経新聞)
民主 複数人区、擁立進まず 「政治とカネ」が影(毎日新聞)
栗山元次官、密約「引き継ぎ書」存在認める(読売新聞)
「北陸」「能登」ファンに見送られ最後の旅へ出発(産経新聞)