阪神淡路大震災が起きてから、今日で17年が立ちました。


当時私は5歳。


富山に住んでいましたが、余りの幼さに地震があった事など解らず、その事実を認識したのが7歳くらいでした。


大地震…恐い恐いと口では恐れていながら実際危機感を持った事はありませんでした。


私の地元岐阜でも、東海大地震が数年内に来ると言っていながら、どこか他人事の様…


そんな中起きた311。



ちょうど舞台本番中でしたがその日の上演は止め、非難。


自宅には帰れず、共演者の先輩の家に泊めてもらったのですが、TVで最初に目にした光景は各地で起きた津波や崩れた街々の火の手。


一瞬映画かと思ったが、現実の、今現在起きている事なんだと認識。



本当に衝撃的でした。



阪神淡路大震災も、こんな悲惨な状況だったんかな。


小4、中学、高校と、3回くらい関西に旅行した事がありましたが、私の行った所は皆、地震の爪跡など微塵も感じないくらい綺麗になっていたから、大震災なんてずっと昔の事だと思っていたけど…


違うんですね。


人々が協力して街を再建したから、強く生きてこう、助け合おうって優しい気持ちがあったから、物凄いスピードで街が綺麗になっていったんですね。



不幸が起きてから、人の温かさ、命の大切さ、今生きている事の幸せに気づくなんて遅いと思うけど…


それでも、去年の311から“命”について深く考えるようになれたし、“災害”に対して敏感になれて良かったと思います。


“良かった”


って言い方はなんか失礼な気がするけど…(>_<)



だけど、17年間の中で今日が一番、阪神淡路大震災の事を強く想い感じられました。



本日は、阪神淡路大震災、また新潟中越沖地震、東日本大震災で被災してお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りすると同時に、東日本が、かつての関西の様に、更に強く活気ある、綺麗な街々に立ち直る事を心より願います。



今日も関東で地震がありましたね。


私は地震が来る度に家族や大好きな人達の事を思い浮かべては冷や冷やドキドキして、揺れが治まるまで不安が募ります。



毎日、こうして生きてる事って奇跡なんだよね?


それを胸に刻んで…


だけど忘れてしまい易い事だから、時々こうしてちゃんと思い出そう。



この日記を読んで気分を害されました方、申し訳ありません。

これは私の個人的な思いでございます。



私は今日もオーディションを受けて来ました。

明日もオーディションです!


どれが近日中の仕事に繋がるかは解らないけど、全ては未来に繋がってるんだ!


そう思って明日も一生懸命頑張るぞ!