フランス~アンボワーズのクロ・リュセ館 | レオナルド・ダ・ヴィンチのノート

レオナルド・ダ・ヴィンチのノート

万能の天才、レオナルド・ダ・ヴィンチの活躍を紹介していきます。

1516年、レオナルド・ダ・ヴィンチは2人の弟子(メルツィとヴィラーニス)を伴って、ローマからフランスのアンボワーズに移り住んだ。レオナルドをフランスに招聘したフランソワ一世は、「王家付きの画家」として1000エキュの年棒と、王家の城の南1km程にあるクロ・リュセ館をレオナルドの住処として与えたのである。

$レオナルド・ダ・ヴィンチのノート-クロリュセからの風景
メルツィが描いたと思われるクロリュセからの風景

フランソワ一世とレオナルドは、1515年にボローニャで行われた教皇との会見の際に出会ったが、この20代の若き王は、レオナルドに相当ほれ込んだようだ。王はレオナルドが話すのを聞くのが大好きで、1年のうちでレオナルドを放さない日はほんの数日しかなかったと言われている。

このクロ・リュセ館は現在ミュージアムになっており、レオナルドの手稿から再現した発明品が展示されている。最近ではハイクオリティな3DCGも展示しているようだ。WEBからもThe dream of flight(飛行機械、ヘリコプター、パラシュート)とThe self-propelled vehicle(自動車)の動画を見ることができる。

クロ・リュセ館とアンボワーズ城は地下道で繋がっていて、今でもその地下道を覗くことが出来る。
ロワール方面へ旅行に行く方にはおすすめのスポットだ。


>>> 現在はダ・ヴィンチ・ミュージアムとして多くの観光客や学生で賑わうクロ・リュセ館





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ちなみにこちらはクロ・リュセ館のミュージアムショップで売っていたキャンティ・ワイン。
なかなかの美味でした。