かつてダ・ヴィンチが考案し、当時は実現しなかった発明品の製作に4人のチームが挑戦。彼が手稿に描き残した兵器のデッサンは、当時最も強力な破壊力を持っていただろうと考えられてきた。番組ではダ・ヴィンチが生きていた当時の材料だけを使っての製作に挑戦する!という。
◆ダビンチに挑戦3:戦闘型荷馬車
第3回は回転鎌付き二輪戦車…馬車の前後左右で回転する鎌が、敵兵を斬り殺しながら突進するという恐ろしい兵器。馬車を引くのは馬なのだが、チームはその代わりに、ダビンチが15世紀に設計したロボットの力で代用しようとする…本物の馬だと回転鎌にやられてしまう。確かに…(笑)。
![$レオナルド・ダ・ヴィンチのノート-戦闘用の大鎌を装備した戦車トリノ王立図書館](https://stat.ameba.jp/user_images/20100621/22/davinci-codex/0a/d1/j/t02200143_0666043210602737635.jpg?caw=800)
戦闘用の大鎌を装備した戦車のデッサン(1483~1485年頃)
トリノ王立図書館所蔵
回転する大鎌に足を切断されて倒れる兵士達…確かに当時としては最強です(汗)。
敵どころか味方まで倒してしまうのでは?
第4回目以降はこれから放映なので録画しなければ!
マシンガンや投石器のデッサンやCGはこちらのデジタル版アトランティコ手稿でも観ることが出来る。
◆ダビンチに挑戦4:マシンガン
第4回はマシンガン…これは砲身を並べたいくつかのラックを回転させることで、複数の弾丸を連続発射できる仕組みだ。チームは危険な黒色火薬を扱うため、慎重に製作工程を進めていた。
◆ダビンチに挑戦5:ぜんまい動力車
第5回目はバネ動力自動車…これは馬や牛などに引かせるのではなく、バネやぜんまいを使って自走する車だ。材料を正確にカットすることについて長い議論をした後、ダビンチの発明を実現することは、パーツの精密さにかかっているということに気がついた。
◆ダビンチに挑戦6:投石兵器
第6回はカタパルト(投石用武器)…この巨大な発射機は、2つの大きな弓状のパーツを引っ張ることで作動するもの。
>ディスカバリー・チャンネル「ダ・ビンチに挑戦」