チャコちゃんストーリー
うちのチャコちゃんは、子猫の時に捨てられていました。
今考えると、
こんなかわいいネコをよく捨てらるな~と思います。
場所は、川沿いの土手でした。
10年前の寒い1月です。
朝6時、ジョッギングをしていたら、
大きなカラスが10羽くらい、
チャコちゃんをねらっていました。
チャコちゃんは、橋の柱のかげで、
鳴いて助けをもとめていたので
かわいそうになり、家に持ち帰りました。
僕の大きな手の中にすぽっり入るほど
軽くて小さかったのをおぼえてます。
拾ったときは、目くそだらけ、のみがいっぱいで、
鼻水はたれ、寒さでふるえ、くしゃみをしていました。
もうボロボロの状態でした。
家に着いて、テーブルの上にあったパン を見つけると、
むさぼるように食べていました。
家には、ネコにあげる食料がなかったので、
とりあえずミルクを用意してあげました。
それからは、のみとりシャンプーで洗ったり、
キャットフードを食べさせて、ケアすると、
ボロボロ状態から、どんどんかわいいネコに
変身していきました。
チャコちゃんは、外をこわがって、
絶対、家から出ようとしません。
チャコちゃん
今は、家族のかけがえのないメンバーです。
マーキングも始まりだし、
家具にシュッシュくさいスプレーを
かけるので、今年、去勢手術をしました。
術後は、エリザベスカラーというラッパみたいなプラスチックの
えりまきをつけられて、1週間は痛くて、つらそうでした。
飼い猫は、みんな去勢手術をするそうです。
さびしがり屋で、トイレでも風呂でも、
どこでもついてきます。
僕の顔をじっとみつめていることがあります。
「チャコちゃん」とよぶと、
必ず、「ニャー」と返事し、
目をほそめます。
名前は、色が茶トラなので、チャコになりました。
外でストレスがたまっても、
チャコちゃんの幸せそう寝顔や、かわいいしぐさを見ると
いやな思いが吹っとびます。
焼きのりが大好きで、
おにぎり を食べていると、
のりをほしがって、とんできます。
バナナ のにおいが大きらいで、
バナナを近づけると逃げます。
朝5時ごろ、 目をギンギラにして元気よく走りまわり、
鳴いています。
家族はうるさくて起こされます。
時々寝不足になります。
ツメを切るときは、もう家中、おおさわぎです。
いやがって、すごい声で鳴き叫び、
おおあばれです。
でも大好きなチャコちゃんです。
うちに来て、ほんとうによかったねチャコちゃん!
今回は、いっぱい書きました。
今夜が山田~