【とりあえず暫定公開中…だった記事を再編集しました】
今夜の寄り道第一弾は、荻窪駅東改札南口にある烏賊料理専門の立ち飲み屋「やきや」さん。
画像の店外に掲げられたお品書きを見て分かるとおり、安くて旨くて、お気に入りのお店ですが、混んでいて、タイミングが悪いとなかなかは入れないお店です。
メニューはほぼ烏賊を使った料理で、つまみ類は一部を除いて1品170円。飲み物では、ホッピーが中・外ともに160円で生ビールは中ジョッキ380円とどれも良心的価格というか投げやりさを感じさせる安さですが、何を頼んでも安いだけじゃなくて、ちゃんと普通に旨いんです。
店を切り盛りする親父さんと女将さんも、親父さんの飄々としていながらも愛嬌のあるキャラクターに、女将さんの喋らないと怒っているのかな…機嫌悪いのかな…って感じるクールな中に隠された優しい言葉や表情が店のムードを倍増させてくれます。
今夜は、ホッピーに好物の、珍味わたあえ、いかげそ焼、げそ揚げの烏賊下足尽くしのゲソナイト!
つまみを1品注文するごとに、ホッピー1杯の割合で飲み進めるのが、僕のこの店での飲み方。
今夜はホッピーをもらって、いかげそをワタと味噌で和えた珍味わたあえで、スタートして、2杯目のホッピーに備えて、いかげそ焼を注文して焼きあがるまでにホッピーを飲む算段で飲み始めます。
珍味わたあえは、お通しがないこの店で、焼き物が焼きあがるまでの繋ぎでお通し代わりに頼むお客さんが多く遅い時間…と言っても、早い時には20時ころには売り切れてしまうこともある人気メニューです。
売り切れの時は、自家製塩辛を頼んだり、ボイルしたげその、げそわさを注文してわたあえのタレをかけてもらう…と言う裏技を使う常連さんがいたりします。
今夜は、なかなか酒の吸い込みが良く、げそ焼きが焼きあがる前にホッピーが空いてしまったので、中身をおかわり…すると、追いかけるように出てきた焼きたての、げそ焼きを残っているわたあえのタレを絡めてパクっと口に入れるてホッピーをグイッとやるのがいいんです。
げそ焼きは、優しい味の醤油ダレで軽く味が付いているので…軽く七味唐辛子を振って添えられたマヨネーズで食べるのも旨いんです。
今夜は、酒のペースが速いので…焼きに時間がかかる、いかなんこつ焼は次回の楽しみにとっておいて、中身のおかわりをしつつ、揚げ置きでクイックメニューの、げそ揚げをいただきます。
げそ揚げは、生姜醤油の下味がしっかりつけられた、から揚げで、揚げ置きされていて冷めていても、烏賊が固くならずちゃんと旨いんです。
げそ揚げは、げそ焼きや、げそわさに比べて、ボリューム感が少なめなので、こういう時には、ホッピー中3・外1、つまみ3品と自分勝手に決めたルールで酒のペースにつまみが追い付かなくなりそうなときには重宝してるつまみです。
170円で提供されてる、いか刺身、いかみみ刺身、いか納豆なんかの生ものメニューも、新鮮で旨いんですが…この店に来ると生より焼き…なんですよね…
烏賊好きにはたまらない店で、今夜はホッピー中3杯に外1本に、つまみ三品で1150円。
お会計してくれる女将さんにピッタリね…と言いながらお勘定をズボンのポケットから数えだして渡したら、なかなか見れない女将さんの笑顔と、いつもニコニコ愛嬌のある親父さんの笑顔に見送られてお店を後にしました。
ホントに安くて旨くて良い店です。
そして…今夜は〆にもう一軒…