グッドウィル巡る脱税、元投資会社長に懲役3年 | 脱税事件簿ブログ

グッドウィル巡る脱税、元投資会社長に懲役3年

(概要)
 旧グッドウィル・グループの会社買収を仲介した投資事業会社「コリンシアンパートナーズ」(東京)の脱税事件で、法人税法違反などに問われた同社元社長の公認会計士・中沢秀夫被告(53)の判決が15日、東京地裁であった。
 鹿野伸二裁判長は「脱税額は多額。逮捕を察知して海外に逃亡するなど規範意識の欠如は著しい」と述べ、懲役3年、罰金2億3000万円(求刑・懲役4年6月、罰金2億9000万円)を言い渡した。
 法人としての同社は罰金2億3000万円(求刑・2億9000万円)とした。
 判決によると、中沢被告は2006年10月に会社買収を仲介し、08年3月までに約170億円の報酬を得たが、架空の損失を計上するなどして、コ社の同年4月期の所得約64億5400万円を隠し、法人税約19億3600万円を免れた。
【読売新聞7月15日】
 
(解説)
 「ファンド元役員に懲役2年6月求刑 旧GWG企業買収仲介で19億円脱税 」の続き。