ゲイが思う 「体罰顧問はいい人だった、のか」
顧問の暴力などを苦に高校生が自殺して、その後始末に揺れています。
橋下市長は体育科は今年は受験を中止すべきだと教育委員会に勧告していて、
私も(それくらいしないと変わらないかもなぁ)と思っています。
「指導」とか「体罰」だとか言いますけど度を過ぎたら普通に「暴力」。
度は過ぎていたと思います。
今日ネットでこの事件の関連ニュースをいろいろ見ていたら、OBが嘆願しているとか
現役の学生が戸惑っているとかいうニュースが、なぜか産経新聞から続けざまに出ていました。
生徒思いの、愛情ある先生だったとどちらも書いてありました。
でも、OBも現役の学生も、どちらも主将経験者とは書いてありませんでした。
おそらく主将経験者の取材はされていないのだと思います。
この顧問の生徒思い、愛情のある先生という像は、
主将に対する過度の暴力の上に成立していたんじゃないかと思います。
主将にムチを集中させる像があるからこそ
他の生徒に過度のムチは振るわれず優しいという印象が与えられたのだと思います。
私はこの顧問をかばうOBや生徒に
「あなたは主将になりたいですか、なりたかったですか」と尋ねてみたい気がします。
おそらく答えはないと思います。
きれいごとはきれいごと。
きれいごとにチカラはありません。