先ほど、漢と鎖社員みんなとで話し合いをしました。

僕、ダースレイダーは株式会社鎖GROUPを退社する事にしました。

漢は僕の人生の中でもトップレベルの恩人で、佐藤さん亡きあとのBlackSwanの代表として鎖に誘ってもらって以来、僕の人生もだいぶヒップホップしてしまいました。
本来は直前にリリースしたVelcomのような路線を1人で歩んでたので自分でも今の状況には驚くばかりです。

その中で10連続リリースを皮切りにKing of Kingsのプロデューサーを任されたり、9sari Stationでは自分も気づかなかったトークグルーヴが生まれたり…

ただ今年に入ってから会社の方針と僕の意見が対立する機会が増えて来ました。

鎖は漢の会社なので、漢が面白いと思った事をやるのが良いとも思います。
そこに対して反対ばかりしてるのも不健全な気もして、それがいつしか話し合いの機会すら減るようになってしまいました。

タイミング的に漢はどんどん人気のMCになって行き、僕は僕で体調面の事もあり、自分自身及び自分自身のやりたい音楽や活動に向き合う時間が増えて行きました。

当初はそれをもう一回りさせて大きくする、なんて勝手に思い描いたりもしてましたが…
どうしても並走が難しい事態がいくつも出て来ました。

会社としての方向性がある程度見えて来てる中で、僕がいない方がスムーズだとも考えるようになりました。

最近はちょっとそのピークを迎えてしまい、個人的にも精神的に凄くダメージがありました。

でも自分の表現で。

諦めんな 明らかだろ 鮮やかな今 
戦いをやめんな(5years )




命の鍵は自分の手の中に
(Key of Life)





こう歌っていたことが励みになりました。
そして、ドーナツで子供たちと楽しく踊る自分の未来に光を貰いました。





僕は、僕のやるべき事をやるしかない。

そして、当然漢は漢のやるべき事をやっている。

そう思って、先ほど話して来た次第です。
期待されていた仕事は全然出来てないままの退社を認めてくれたのも感謝です。

と言っても社員としては退社しますが、
当面、バンドのマネジメントは鎖が継続してやってくれます。
また、スクラやラップ展などなど今、共同で手がけているプロジェクトもまだ沢山あります。
なので僕が言うのも自分勝手過ぎますが円満退社です。

そして、漢とD.Oを擁する鎖GROUPは間違いなく日本で最もエキサイティングでヒップホップな会社だと思います。
最大限のエールを。

僕のバトル本を読んでくれた人にも漢のラッパーとしての魅力は伝わってると思います。

僕も精一杯自分の表現を確立するために奮闘したいと思います(体調と相談しながら)。

40歳。
無職のラッパー(自称ミュージシャン?)。

なんか仕事あったらよろしくお願いします!

ヒップホップに幸あれ。

宇宙平和