茶の湯とは正客ばかりが知ればよし
亭主もてなすそれが道なり 道舜
着物好きな方をお茶会に誘うと必ず言われることが「敷居が高くて~」という言葉です。
正しくは「ハードルが高い」か「垣根が高い」ですが、それは置いておいて……これ、何が原因かといいますと……
茶道警察
です!w
そう、着物警察だの自粛警察だのいますけど、茶道にもこういう人たちがいるんです。
習っていない人ができないのは当たり前。
それでも「前の人がやってることをみて同じようにやるのよ」ぐらいはいいんですが、流儀を無視して他流の人に口出す人とか、もうホントにありえませんよね。
下座の人に向かって「それは違う」とか「それはこうです」とかもうね、臍で茶が沸きます。
そもそも、茶の湯の約束事を守るべきは『亭主』側であり、『客』側ではありません。
勿論、無作法にしてはイケナイのですけど、知らなくてもお客さんは「心得がありません」と仰れば良いのです。
まぁ、歌にもある通り、正客は知らないと困ってしまいますが(笑)
ちなみにお詰めは大寄せを別として、亭主側知り合いやベテランさんにお願いするものです♪
何か言う連客の方が不調法であることを宣言します。
習ってない人も遠慮なく、ちょっと気楽にお茶席に上がってくださいませ。知らないことはお尋ねしてくださいまし(^^)/