「今週末に彼氏の結婚式があって招待されているのですけど行くのを迷っているのです、
結婚式に対して経験豊富なdapandaさん的に注意点や心がけるものはありますか？」
たまに、いえ頻繁に結婚式の撮影に関してではなく人生相談のようなメールをいただきます、
僕ごときが共感やアドバイスできる立場ではないので、個別のお答えはしていないのですが、
このメールには返事しなければと、本能的に思いました。
まず「彼氏の結婚式」ですが、お付き合いしていた方で「元彼氏」と書き間違えたのか、
もしくは本当に「彼氏」だったのか。
ここが一番大事な点なのでメールで尋ねると、
"お付き合いをしている"「彼氏」という返事が返ってきました。
お付き合いしている彼氏がいて、その彼氏が今週末に結婚式をして、
その結婚式にメールの方が招待されている。
5W1Hどころか、Why?だけで8Wしてしまいそうな現実です。
メールをくれた方は結婚式には招待されていて出席の旨を返事してしまったのですが、
いざ間近になって行くか決めかねているようでした。
お仕事などの理由で突然欠席をする方もいらっしゃるので、
ご迷惑かかることは間違いないですが、
「迷われているのであれば欠席という選択肢もありかと思います」
とお答えをしました。
そしてしばらく立つと返事がありました。
「背中を押されて出席することにしました、楽しんできます」
ダチョウ倶楽部の上島さんの様に背中を押した覚えはないのですが、
何やら決意を固めてしまったようです。
このあたりで、新郎のお付き合いされている方が結婚式に招待されて、
何か「事」にならないだろうか、心配と不安の種が僕の頭の中を支配していきます。
「お付き合いしている」というのは脳内だろうか、現実だろうか。
脳内であれば「春ですものね」の一言で終わらすことが出来るけど、
もし現実あれば花嫁さんはその事実を知っているのだろうか、
いや、知らないからこそ結婚式に招待した、
ん、もしかしたら花嫁さんは丸っとすべてお見通しの上で招待をして、
結婚式で決着、そう船越英一郎さんや山村紅葉さんが、
出てくるドラマのような決着を付けようとしているのではないか。
僕の趣味である妄想が加速します。
と妄想が現実になっても大変なので、下記のようなメールでお返事しました。
「例えばあなたの結婚式、新郎さんが内緒でお付き合いされている女性が、
あなたの結婚式にきたらあなたはどういった思いを抱きますか？
あなたが今週末出席される結婚式で、
そういった思いを花嫁さんが思ってしまうことがあるのです」
きっと小島よしおさんみたいに「そんなの関係ねぇ」ってメールが来るのかな、
と考えているとすぐさまお返事が。
「dapandaさんは何か勘違いをされているかと思いますが、
ご相談させていただいている私は男です、お付き合いしているけど男です」
えーと、うーんと、どこから…。
僕の中の処理能力が越えて、同性同士ならまあいいんじゃないのかな…。
という結論に至ろうとしている春の日の出来事でした。
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