我がヤンキースのエース、田中将大がスランプから脱出できません。
5月27日のアスレチックス戦で復活の狼煙をあげたかに見えましたが、その後の2試合で再び大量失点という有様です。
先日のレッドソックス戦のハイライトを見ましたが、打たれたシーンを見る限り、総じて変化球が甘いといった印象を受けました。
いい時の田中投手の変化球は、鋭く曲がり、鋭く落ち、まさにブレーキが効いているといった感じです。
ところが、この試合では、スーッと抜けた甘い変化球が真ん中に吸い込れていき、軽々とスタンドに運ばれるというものでした。
また、内側を攻め込むことができず、これが、強気と気合でならした田中投手なのかと疑ってしまうほどです。
開幕戦でかつて無いほど打たれたことが、いまだに尾を引いているのかも知れません。
責任感が強い田中投手ですので、考えることがあまりにも多くなっている可能性があります。
こうなったらもう開き直り、済んでしまったことは忘れるしかありません。
早くも6敗目を喫しましたが、逆に5勝もしていると考えることもできます。去年の今頃は、確か2・3勝しかしてなかったのではないでしょうか。
まだ6敗、仮に倍の12敗くらいしたって、最終的に15勝すれば十分ぐらいの気持ちでいいと思います。
後半追い上げて、勝ち数が負け数を上回り、4点台前半の防御率に持ってこれれば、十分にやってくれた印象が残ります。
そして、シーズン中の鬱憤をポストシーズンで晴らせば、ヤンキースファンは大満足です。終わりよければ全て良しです!
今は苦しいが、田中投手が必ずや立ち直るであろうことを我々は知っています。
頑張れ!田中将大!!