セントポーリア
この花は私には想い出が二つあります。
一つは、初めて男性からもらった花が
セントポーリアでした。
同じクラスの仲良しだった男の子が
ある試験にパスしたお祝にくれた花でした。
スミレ色の花だった記憶があります。
それから10年時が過ぎ、
自分でセントポーリアを
購入し育てるようになりました。
何も特別な事はしていなかったのですが
次の年も、次の年も花を咲かせてくれたように思います。
ある時、
OL生活に終止符をうとうと決心しました。
しかし、
次に何を・・・・という当てがあった訳でもなかったのですが。
色々暗中模索な日々をおくっていました。
ある冬の夜、
自分で育てた
セントポーリアの紫色の花が
何か語りかけてくれている気がしました。
よ~く集中して見つめていると
紫色の花びらの
花芯の黄色から
「これを信じてみたら・・・」と声が聞こえてきました。
その瞬間、
友人から電話がかかり
会話の中に、
ある専門学校の名前がありました。
その学校は福祉と環境を専門としている専門学校でした。
それから色々調べて
私はその学校で園芸療法を
中心に園芸に関して
一から学ぶ事に決め
春から学生として一歩を踏み出しました。
思えばあの瞬間から
私の植物とのかかわる生活がスタートした訳です。
本当に
あの黄色の花芯を光を
たぐり寄せて今日まできたように思います
春が来ると
大きく変化した あの日の事を思い出します
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