あなたは、
もし、主役とかに抜擢され、
その座を脅かされたりしたら、どうしますか?
昨夜は、妻と
レイトショーへ行ってきました。
観た映画は、「ブラック・スワン」
この映画で、
主演のナタリー・ポートマンが
アカデミー賞主演女優賞に輝いたんですよねぇ~
僕は、予告を観ただけで鳥肌たってました~
実際、ホント、
彼女の迫真の演技は、素晴らしかったです。
彼女は、
少女時代にバレエをしていたそうですけど、
今回、10ヶ月の猛特訓をして、
踊るシーンも、ほとんど自ら演じたそうですね。
しかも、9キロも減量して。
心理描写もかなり深かったですねぇ~
白鳥の湖の主役に抜擢。
複雑な葛藤の数々。
緊張と不安。
大きな舞台で主役を演じると言うのは、
こんなにも孤独との闘いなんだぁ~
しかも主役の座を脅かす存在がいるとなると。
たぶん、どんな世界でも
頂点を極めようとする人ってみんな、
追い詰められたとき、こんな感じなのかもしれませんね。
この映画の場合、舞台は、
野心と嫉妬が渦巻く一流のバレエの世界。
そんな中で、
ナタリー・ポートマン演じるニナが、
妄想と現実の狭間をさまよっている。
僕も観ていて
妄想なのか現実なのか、
わからなくなってしまいそうでした。
ニナが精神的に追い詰められていくのが、
ホント、スリリングに描かれていて、
ハラハラ、ドキドキしました。
初め、あんなに純真だったニナが、
最後には錯乱してしまうんですから。
緊張感が最高潮になる終盤のシーン。
話の展開にも、
ナタリー・ポートマンの渾身の演技にも
鳥肌がたってしまいました。
黒鳥(ブラック・スワン)と化したニナの姿に、
思わず息を呑んでしまいました。
もう僕はあのダークな世界に惹きこまれてしまってました~
あのモノトーンに近い陰りのある映像がまた、
作品全体をダークな雰囲気で包んでいたからでしょうね。
最後に彼女が浮かべた笑みが
脳裏に焼き付いています。
ホント、最後まで予想もつかない展開の映画です。
「ブラック・スワン」って、
オーストラリア大陸の発見で、黒い白鳥がいることがわかり、
白鳥は白いという常識が覆ってしまったという逸話に由来した
「予想しなかった事象、ありえない事象」という意味もありますもんね。
ぜひ、映画館へ足を運んで、
迫力ある大きなスクリーンで観てください。
昨日は、公開初日と言うことで、
ポスターをもらえて良かったです。
自宅へ戻ると
純真で無垢なホワイト・スワンと
官能的で邪悪なブラック・スワンの二面性を持つニョンが、
ブラック・スワンになってセクシーポーズで誘惑してたけど、
妻が手を出して、主役の座を脅かしてるね。
クリント・マンセルの音楽も
とっても良いですよぉ~
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ブラック・スワン@ぴあ映画生活
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