暮れも押し迫ってきましたが、12月27日、コラッセふくしまで、第27回ふくしま復興支援フォーラムを開催しました。

兪炳匡カルフォルニア大学准教授の「なぜ福島で大規模データの収集・公開が必要なのか」をテーマとして、報告、そして質疑討議、小さな部屋ですが、満杯の36人。活発な討論がなされました。



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 参加者から、以下のような感想文をいただきました。


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★医療経済学の視点から、我が国の経済動向等を分析されておられ、感慨深く拝聴いたしました。(特に米国との比較など)(K.F

★非常に分かりやすく、目からウロコの話題でした。ありがとうございました。(A.O

★アメリカにおける、ある意味、深刻な状況を理解できたが、その理解もどうしても表層的に見える。福島における被曝に関連する調査については、もっと内在的批判を経て、その功罪が追求されるべきもの。(O.S

★「富の地産・地消」(非生産部門による医療・教育への注力)は納得できるのですが、「イノベーション特化」、生産は国外でという国際分業については、すでに国内での地理的分業として実現されていて、それが今日の福島の悲劇にもつながってしまったように思いますが・・・。(J.T

★「医療と教育は輸出・輸入できない」という明確な指摘が大変興味深かった。国際的な視野を持って、現状を分析するというのは簡単だが、具体的な分析は衝撃的であり、新鮮だった。しかし、現実の厳しさは、恐ろしいほど深刻だ。(Y.N

★初めて、このフォーラムに参加しました。普段は、インターネットなどで情報を集めているのですが、比べると2時間専門家の話を聞くのは、勉強になりました。(C.S

★日本が医療経済にとても遅れていることが分かりました。医療経済の研究が進めば、福島も良い方向にいくと思いました。(Y.T

★第三者評価制度が、日本の仕組みの問題点の解決に、大きな役割を果たす印象を受けました。(Y.T

★新たな視点を提供してもらいました。日本の遅れを痛感した。(Y.I

★実に新鮮かつ豊富な論点の提示に圧倒された。内容的には、いずれも首肯、納得できるスケールの大きな大変刺激的なお話であった。(S.I

★正しいデータを大量に集める、それを公開する、共有し研究することの大切さを知る。と同時に、福一事故後のリリカルな対応が、マスメディア・行政に共通した態度の様に日々感じている。日本に豊かな未来は、まだまだやってこないと思う。失われた30年ではなく、50603世代ぐらいかかるのではないだろうかと思った。(T.S

★とても有益なお話でした。(K.S

★明快なプレゼンで、分かりやすかったです。輸出入できない産業の重要性。統計のあやうさを分かりやすく示していただきました。大規模データの重要性。(T.T