この二枚の絵葉書は、実は、上下をさかさまにした1枚の絵葉書
郡山市立美術館で、行われている「歌川国芳展」の中の1枚の絵葉書。
「両面相 奇異上下見之図」(天保12年・1841年頃の作品)
12月4日(日)、郡山市立美術館で開催している、没後150年記念「愉快痛快 奇々怪々 破天荒の浮世絵師 歌川国芳」を鑑賞して来ました。
東北自動車道が、無料であることと、また美術館で65歳以上は無料(免許証を出して確認してもらいました)であること、出費はガソリン代以外は、この葉書1枚(100円)。
本当に、よくできています。それぞれの対応する顔が、逆さにしても別の顔になっています。
前期(11/12-12/4)は、「怪」と「遊」、後期(12/6-12/25)は、「勇」、「華」、「爽」、「憧」がテーマです。
いろいろ弾圧されながら、それを動物に替えたりして、柔軟に、権力批判を貫いています。
面白い浮世絵師です。