10月29日、福島駅西口の「ホテル福島グリーンパレス」で、「地域社会研究会」が開かれました。

この研究会は、福島大学の行政社会学部(現:行政政策学類)の教員有志と卒業生が共同の研究会として

結成されたものですが、どちらかというと、兼ねている「懇親会」(温泉)が中心だったかもしれません。


しかし、今回の「研究会」は、卒業生が主体的に企画し、また、大学祭や同窓会総会・懇親会の日程とも連携して、30人ほどの大盛会でした。


テーマは、「東日本大震災の被災地かの希望を考える」


第1の報告は、学類学生の高橋あゆみさん(福島災害ボランティアセンター)から、学生主体の仮設住宅などでのボランティア活動を、多数の写真を交え、報告されました。

模索しながら、連帯を広め、自ら成長していく姿が、詳しく報告されました。

学生のエネルギーの凄さを感じました。


第2報告は、卒業生の大和田智広さん(陸前高田市職員)から「”市街地壊滅”陸前高田の震災後7か月を語る」と題して、生々しい体験、救援活動の実際を伝えてくれました。100人を超える職員が犠牲になり、市職員である同窓会員2人も犠牲になりました。涙を振り切って、たちがる市職員としての活動に大きな感銘を受けました。



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各テーブルに分かれてのディスカッションも、いい企画でした。

隣の会場に行く用事があり、質疑応答が聞けませんでしたが、大変充実していたようです。



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隣で開かれていた同窓会総会、その前に、震災で開催できなかった「卒業式」だったため、「卒業生を励ます会」も開催されました。そして大懇親会。

途中までの参加でしたが、卒業生の息吹を感じました。

ゼミの卒業生1人と小島ゼミの卒業生のスナップです。

半年振りの再会。懐かしい再会でした。



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