大震災、そして原発事故、そして思いがけず、飯舘村に悲劇。

 村民は、何も悪いことをしなかったのに、計画的避難ということで、なぜ、村を去らなければならないのか。


 村民のいたたまれない怒り。


 それは、また、むらづくりの全国のモデルとして、「までいな」(丁寧な)心を持って、


進んできたがゆえに、その怒りは人一倍強い。


 こんないい村をなくしてはならない。


 人災である原発事故による放射能禍。


 絵本のように、美しく、心を打つ本である。



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