昨日の妊婦検診で
『部分前置胎盤』と診断されてしまい
ネット検索しまくりました。
かなり長いです。
興味のない方スルーして下さいね
ほぼコピーしました。
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前置胎盤とは 前置胎盤とは…、胎盤は受精卵が着床した場所にできます。 通常それは子宮体部…、子宮の上の方なのですが、 なんらかの原因で子宮の下の方に着床しそのまま胎盤ができ、 内子宮口の全部または一部を胎盤が覆ってしまう状態、 それを「前置胎盤」と言います。 ママにとっても、赤ちゃんにとっても 危険性の高いハイリスク妊娠です。 前置胎盤の赤ちゃんは子宮口から出てしまう寸前に 必死にしがみつき着床した、とてもがんばり屋さんの赤ちゃんなんだなー 私の子供に産まれたくて、子宮内にとどまりたくて、 子宮口ギリギリのところで必死にしがみついててくれたんだよね、 って思ったら余計に愛おしくなりました。 前置胎盤の分類 前置胎盤は下記に示す3つに分けられます。 胎盤が内子宮口の一部を覆っている「部分(一部)前置胎盤」←私はコレ 胎盤が内子宮口の全部を覆っている「全前置胎盤」です。 「部分(一部)前置胎盤」が最も多いです。紀子様もそうでした。 そして「全前置胎盤」が最も少ないです。
内子宮口からから5cm以上離れていれば、胎盤の位置は正常です。 内子宮口にはかかっていないが、5cm未満の場合は「低位(低置)胎盤」 と言います。 妊娠中・出産時に出血のリスクが高いです。
診断 また内診すれば胎盤に触れるため、そこで初めて分かりました。 受精卵の着床部位により早ければ妊娠12週くらいに その可能性が分かります。 でもその頃にはまだ胎盤は完成していませんから、あくまでも可能性です。 位置が変わっていきます。 週数を重ねるごとに胎盤が徐々に上にあがり、 まったく問題なくなることもよくあることです。 「前置胎盤」の診断がつきます。 特に全前置胎盤の場合は比較的早いうちに診断がつきます。 この先胎盤が上にあがっても完全に内子宮口からはずれることは難しく、 辺縁前置胎盤や部分前置胎盤になり、 結局前置胎盤には変わりないからです。 もしくは入院でなくても自宅安静を指示されます。 子宮が大きくなるにつれて収縮しやすくなり、 出血のリスクが出てくるためです。 出産方法や時期を相談していかなければいけません。 37~38週頃に帝王切開で出産することになります。 辺縁前置胎盤なら経膣分娩が可能な場合もありますが、 母子の安全のため帝王切開を勧める産院がほとんどです。 また流産手術や人工妊娠中絶術、帝王切開術、 その他子宮の手術の既往がある場合は その頻度が高くなります。 子宮筋腫や、生まれつきの子宮奇形、子宮内膜炎などの場合も 発生頻度が高くなります。 その場所には受精卵が着床できず、 下の方の傷や筋腫などのない場所で着床してしまうためです。 大部分は原因が分かっていません。
前置胎盤の管理 前置胎盤の妊娠中・出産時、また産後の管理を考えるには、 まず胎盤の特徴を知らなければいけません。 1.胎盤は赤ちゃんに血液を通して酸素や栄養を送り出している。 2.そのためとても血流が豊富である。ということです。 赤ちゃんは体全身がママの子宮から生まれ出てきて 自分自身で呼吸するまでは胎盤から送られる酸素が必要です。 つまり経膣分娩の場合、全前置胎盤や部分前置胎盤では 赤ちゃんより先に胎盤が出てきてしまいます。す ると胎盤からの酸素が途絶えた赤ちゃんは酸欠になり、 最悪の場合亡くなってしまいます。 ほぼ100%帝王切開を勧められることと思います。 胎盤より先に赤ちゃんが生まれてくることもできます。 経膣分娩の場合、子宮口が開かないことには 赤ちゃんは生まれません。 子宮口が開くにつれて 、血流豊富な胎盤からの出血はどんどん外に出てきます。 子宮口が開けば開くほど出血はどんどん増えます。 そうするとママは出血多量で貧血になります。 貧血により自分自身も酸欠になります。 すると赤ちゃんに送る酸素も不足します。こ れは母子ともに大変危険なことです。 60kgの人で約5リットルです。 このうち3分の1が失われると命の危険にさらされます。 60kgの人であれば1.5リットル程度です。 とは言え、2リットルを越えてくるとやはり輸血が必要です。 前置胎盤での出血は2リットルを越えることもよくあります。 出産までの時間が予測できない経膣分娩では危険が大きいので、 前置胎盤の場合は帝王切開を行います。 赤ちゃんの頭が胎盤を圧迫し、止血されることがあるようです。 でも順調に赤ちゃんの頭が下がってきてくれるかどうかは その時まで分かりません。 それまでに大量に出血する危険性もあります。 いつでも緊急帝王切開に切り替えられる準備(ダブルセットアップ)をして 行われます。 帝王切開を勧める産院がほとんどだと思います。 そうでもありません。 、その壁から今までの血流の名残で出血します。 子宮は赤ちゃんが生まれ出ると、一気に元の大きさに戻ろうと縮みます。 赤ちゃんがいる時にはママの胸の下くらいまであった子宮が、 赤ちゃんが生まれ出た後はママのおへそのあたりまで縮むのです。 子宮が縮むことにより胎盤との血流があった部分はふさがれ、 徐々に出血が減っていきます。 子宮の下の部分は産後でもあまり縮みません。 なので前置胎盤の場合は産後すぐには出血が減らないのです。 これはもちろん経膣分娩の場合でも同じです。 産後もしばらく多めの出血が続きます。 合計2リットルを越えるとママの生命にも関わるので、 帝王切開時には必ず輸血が準備されます。 貧血治療のための鉄剤の点滴や内服薬が必要になります。 概ねの例を以下に示しました。 総合病院や大学病院を紹介されます。 麻酔科が常在するNICUのある病院が安心です。 無理な運動は控え、また性生活も控えた方がいいでしょう。 通常妊娠30週を越えてくると1日に何回かお腹が張る(子宮が収縮) ことがあります。 前駆陣痛、妊娠陣痛、偽陣痛などと言われ、異常なことではありません。 ただ前置胎盤の場合は、その子宮収縮に伴い 少量出血することがあります。 これを警告出血と言います。 健診の際に「胎盤の位置が低い」「前置胎盤の可能性がある」 などと言われている場合は、 たとえ少量の出血であってもすぐに産院に連絡してください。 それでも変わらないようであれば、入院して点滴をします。 出血により感染の危険性も高くなり、 感染を起こしてしまうと早産の危険性があります。 抗生剤の内服や点滴で感染予防をしなければいけません。 子宮収縮に伴うこともありますが、前兆なく突然のこともあります。 前置胎盤での出血は本当にびっくりするくらい 大量に出血することがあります。 この頃には安静入院をする方が安心なので 入院を勧める産院がほとんどです。 貧血になることがほとんどなため、 妊娠中はできる限り貧血を改善しておきます。 鉄剤の内服や点滴を行います。 また産院によっては自己血の貯血をします。 前置胎盤での出産は輸血の可能性が非常に高いです。 通常輸血に使う血液は献血で提供された他人の血液です。 もちろん十分な検査をして感染症の危険性がないものを使用していますが、 やはり血液感染の可能性はゼロではありません。 ですが、自分の血液ならその可能性はありません。 だから妊娠中に自分の血液をストックしておくのです。 ですが、妊婦さんは基本的に貧血の方が多いので、 必ずできるとは限りません。 予定日まではまだ少しありますが、 赤ちゃんの体はもう十分成熟しているので問題ありません。 前置胎盤であってもまったく出血することなく 帝王切開の日をを迎える方もいます。 長い安静入院はストレスもたまりますが、 お腹の赤ちゃんと2人3脚、医師や助産師もいます。 みんなで頑張り、元気な赤ちゃんを、元気に出産しましょうね♪ |