紫微斗数という占術を聞いたことはありますか?
「しびとすう」と読むんですけど、
どうしても死人を連想してしまい、
一見、すごく不吉な占いみたいに聞こえますよね(;´▽`A``
これは生年月日を元にした占術で、
中国生まれで、占いのメッカである、
台湾・香港・シンガポールなどで、
とても人気のある占いだそうな
なぜ人気があるかと言うと、
的中率が高く、理論的で、
精密に様々なことを読み取れる、
というところにあるそうです
ではなぜ、日本ではあまりはやってないかというと、
生年月日はもとより、生まれた時間と場所が、
絶対に必要になってくるからです
中国発祥の占いだと、四柱推命は聞いたことある人も、多いと思います。
テレビで人気の占い師は、私が見たところ、
けっこう、四柱推命で芸能人の性質なんかを判断しているように思います。
生年月日だけで占えると思われている四柱推命ですが、
本当は紫微斗数と同様に、生まれた時間と場所が必要です
そもそも、「四柱」とは、
生まれた年・月・日・時間の、4本柱のことなのです
ですが、日本では年月日だけで性格や運勢などを判断される方もたくさんいらっしゃいますし、
私も、それで判断していくこともあります。
四柱推命は、その3つの情報だけでも、色々と判断することができるからです。
西洋占星術、いわゆる「星占い」というものも、誕生日だけで占えますよね。
でも、こちらも精密に判断しようとすると、生まれた時間と場所まで必要です
とはいえ、生年月日だけでも、かなり細かいところまで見ていくことが出来ます。
しかーーーし!!
紫微斗数だけは、それでは絶対にダメなんです
数分違うだけでも、性質や運勢が、
まるで、まったく、全然!!
変わってきてしまう方もいらっしゃいます
特に、奇数時間(1時、3時など)の前後30分以内に生まれた方は、
必ず「何分」のところまでの情報が要ります。
私が、クライアントさんとお知り合いなら、あまりに出てきたものと、本人が違っていたら、
出生時間の方を疑うくらいです
中国や台湾などでは、自分の生まれた時間まで知っているのは珍しくないようなのですが、
日本では、なかなか、そういう人はいないですよね
なので、日本では、なかなか根付かないんだと思います
さらに、手計算で出そうと思うと、すごく複雑なので、
雑誌なんかにも簡単に載せれるシロモノではありません
今では、インターネットで生年月日&時差込の出生時間を入力すれば、
簡単に命盤(ホロスコープみたいなもの)と呼ばれるものが出てくるのですが、
ご自分の出生時間が正確にわからないんだったら、
それもされない方がいいと思います。
もし、紫微斗数で自分の性質や運勢を知りたいのであれば、
ちゃんと母子手帳を確認するか、
ご両親にいつ頃(朝、昼、夕方、夜など)生まれたのかを確認して、
その付近の命盤を出してみて、一番しっくりくるものを、
採用するとかした方が、いいと思います。
西洋占星術や四柱推命では、
「生まれた時間がわからなければ、
とりあえず“12:00”と入力してください」
というのが多いと思いますが、
紫微斗数では、それは絶対にまかりとおらないので、
ご注意ください
紫微斗数は、最強にめんどくさい占術と、
言えるかもしれません(;´▽`A``
それでも、私が
これは一生涯使える!
と思い、習得への熱意を感じた理由などを、
これからお話したいと思います