ランチも終わったところで、
学校に戻って実技授業のためのレッスン服に着替えますケアベア ピンク

初日からジャージで登校はあまりにひどいかと思い、
実技がはじまる前に着替えたのですが、
こんなことをしたのは、なんと初日だけ・・・。

翌日からは、学校から直接お出かけしたい時以外は、
元気にジャージ登校になりましたケアベア パープル

ジャージといっても、エンジに白線・・・とかではなく、
ユニクロのスエットとかタイパンツにTシャツくらいの、
レッスンスタイルですが・・・らぶ②

さて、実技の授業からは、藤垣先生に加えて、
ウッド先生が登場します。

朝の時点で、
毎日学校にいるわけではない校長先生と、
実技担当のウッド先生とラダ先生がいるという紹介は既にされていました。
その時に一度会っていた先生です。
ラダ先生にはまだ会ってないけども・・・。


↑アチャン ウッド。
アチャンはタイ語で先生という意味です。
普段は「アチャン」とか「アチャン ウッド」と呼びます。

一緒に撮るとき以外はカメラを向けると嫌がるので、
貴重なピン写真です。


体がでっかくて、
一見無口でむすっとしているので、
はじめはちょっとおっかなビックリだったのですが、
実はかわいいところもある、おちゃめな先生です投げKISS

この週は、生徒が2人ですので、
生徒2人に先生が2人。

藤垣先生が解説をして、ウッド先生が見本というスタイルで練習が進みました。

マンツーマンで指導受けられるなんて、
贅沢な環境ですGOOD

いよいよ実技の授業です。
頑張るぞアゲアゲっと意気込みもバッチリです。


藤垣先生
「タイ式マッサージで一番大切なのは、がんばらないことです」


ほぅほぅ(`・ω・´)
・・・・・・・・ん?(´-ω-`)

頑張る気満々だった私としては、
ちょっと拍子抜けのような一言で実技の授業がスタート。

なんでも、タイ式マッサージというのは、
タイの人のがんばらない生き方にのっとって、
(これから先、そんな生き方のタイ人に散々遭遇するのですが・・・・)
がんばらずにやるものらしいのです。

なるほど。

さて、まずはマッサージをするための、
基本的な動作を練習します。

動作は簡単。

基本姿勢は、膝とつま先を床ついて、
膝の方を開いて座ります。

両手を体の前について、
腰を上げて、両手に体重をのせ、
腰を下ろすことで、ゆっくり基本姿勢にもどる。

これだけです。

藤垣先生の説明が終わり、
さて、いざ実践(`・ω・´)

基本姿勢で座り・・・・
腰を上げて、両手に体重をのせ・・・
腰を下ろすことで、ゆっくり基本姿勢に・・・・
・・・・・基本姿勢に・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・戻れないガクリ

まさにガクリの姿勢から元の位置にもどれない・・・・。

床についている手をポンっとついて、
反動をつければ戻ってこれるのですが、
先生の言うように、腰を下ろすことで元に位置にすっとは戻れない私ニコ

まさかの実技第一歩目でのつまずきです・・・・○| ̄|_

これがクリアできないことには、
どうやっても先には進めない・・・。


どうしてもダメならマットでの施術を諦めて、
ベッドでの施術い切り替えるという方法もあるようなのですが、
それに踏み切るには、まだ早いということで、
藤垣先生とアチャン ウッドが、あれこれ元にもどれない原因を分析します。

基本的にはタイ語でやりとりしているので、
さっぱり何を言っているか分かりませんが、
時々藤垣先生がつぶやく日本語と雰囲気から察するに、

「痩せさせるか・・・」

みたいな話になっているようで・・・・。

・・・それ、
すぐには無理だと思います・・・・ぼー


そういえば、
私は劇的に手が短いのです。

跳び箱は結構得意だったのに、
閉脚飛びだけは絶対できなかったり(手が足りない)
ジャストサイズの服を買っても袖だけあまったり、
そういえばそうなのでした。

先生たちの協議の結果も、
手が短い、体が重い、劇的に筋力がない、運動不足・・・・
などなどの結論にたどり着いたようで・・・・↓↓

色々試行錯誤してもらった結果、
本来は膝を開いてつま先を閉じる基本姿勢を、
膝を閉じてつま先を開く内股のようなスタイルにすると、
踏ん張りが利いてなんとか元の姿勢にもどれることが判明きゃーてへ

膝を開いて、体重をかけた後に、
わざわざ膝を閉じて足を変えて戻るので、
みなさんよりも一工程増えてしまうのですが、
これでなんとか脱落せずに済みそうです・・・・きゃーとほほ



長い学校の歴史の中でも、
ここでつまづく人はあまりいないみたいなんですが・・・・涙涙

やってくうちに、痩せるだろうし、筋力もつくだろうし、
そのうち普通にできるようになるさ・・・・でも痩せろよ・・・
・・・・っとちょっとプレッシャーをかけられて、
授業は先に進みます。

タイ式マッサージは、『セン』という、
エネルギーのラインに沿ってマッサージをするのですが、
まずは藤垣先生が、今日使う『セン』の場所を解説します。

それから、ウッド先生がどのようにその『セン』にアプローチするかの、
デモを実際に見せてくれて、それから練習をしていきます。

もちろんテキストもあるのですが、
2時間分のマッサージを5日間で習得するわけですから、
一日に進む量も、そこそこな量で・・・・。

テストの時にはそれを全部覚えてやるわけなので、
なかなか大変です。

ただ、施術には流れがあるので、
施術の順番や、方法などは練習をしていくうちにそこそこ頭に入るのですが、
私にとっては施術そのものが・・・・・。

腰の上げ下げをしているうちに、
お尻の筋肉はプルプルと痙攣しだし、
体を支えている前腿の筋肉もつる寸前・・・・ガーン
腹筋もガクブル・・・・

タイのがんがんエアコンを聞かせている練習室でも、
汗が滝のように流れて止まりません汗

がんばらないどころか、
最高にがんばっても、対応できていな事態です。

藤垣先生に聞いてみる・・・・

「こんなに汗かいたらお客さんになんて施術できないし、
 できるようになる気がしないんですが・・・・・」

藤垣先生
「体を使い慣れていないだけです。汗はそのうち出なくなりますし、大丈夫ですよ」

・・・・・そうなのでしょうかムムム

こんな調子で練習をして、16時になると授業は一応終了です。

ウッド先生は、なんと仕事の後に大学に通っているんだそうで、
16時ちょうどで帰宅。

ただ、残って練習をしたい場合には、
それは自由にできるのですが、
この日は同級生のおじさんも帰ってしまいましたし、
体も限界だったので、ここまでにすることに。

着てきた服に着替えてアパートへ帰りますパン子

・・・しかし、
こんなに汗をかくようでは、
明日からは替えの練習着を持ってこなくては・・・・。

そんなわけで、学校帰りに、
着替えやテキストがざくっと入るトートバックを買いにいくことにルンルン

学校近くのsoi24にNARAYAがあることはチェック済みでしたので、
通学カバンはもともとこちらのNARAYAで買う予定だったのです。

NARAYAは、CAご用達で有名なリボンバッグリボン。なんかを売ってるお店で、
安くて、かわいいし、タイに行くといつも大変便利に使ってるお店です。

こんな感じ。


色んな大きさもあって、普段使いから旅行用まで、
本当に便利。

リボンはかわいらしすぎるという人にも、
無地で使いやすいラインなんていうのもあります。

買う形はだいたい決まっていたので、
さくと選んで購入し、帰宅してから気がついた・・・。

先生にアパートの朝食のことを確認するの忘れた・・・・。
これで明日もアパートで朝食が食べられませんじゅる・・

一度帰ってシャワーを浴びて、
夜は夕飯を食べに出るつもりだったのに、
当時のお小遣い帳によると、この日は夕飯を食べていない・・・。

疲れすぎて、そのまま寝落ちたようですぞう

今日の復習だけはちゃんとしたのですが、
筆記試験の勉強に、実技の練習に・・・・。

基礎コースは結構盛りだくさんなのです。

こうして、タイでの学生生活初日は、
寝落ちて幕を閉じたのでした。