自宅でとうふ作り!赤大豆! | だいず村日記

だいず村日記

島根県出雲市平田町にあるとうふ屋。だいず村四代目のブログです。
男性の私でも簡単に出来るとうふや油揚げやおから等をつかった料理やデザートの紹介や趣味である将棋の事や最近は娘の事なんかもぼちぼちと書いております。

オーガニックフェアに赤大豆のとうふを出したさいにまず自宅で練習しました

もし自宅でとうふ作りされる方がおられたら参考になるかなと思い
ブログにアップする事にしました





こちらの別冊NHKきょうの料理を参考にしました

何しろ工場の機械を使わずにとうふ作りは初めてですからね
いい勉強になりましたよ




こちらが化学合成した肥料、農薬を使わずに野菜を栽培している
麦わらぼうしさんから頂いた赤大豆です



きれいな色をした大豆なんですよ

かなり栄養価の高い大豆でして

「赤大豆のアミノ酸組成にあります。美味しさの指標となるアミノ酸(グルタミン酸、アスパラギン酸、リジン)の含まれる量が、丹波の黒大豆と比較しても、2倍~3倍もの量(3種のアミノ酸の合計値)が含まれているんです。この旨みが赤大豆の味の秘密なんです。」


こちらのサイトから引用させて頂きました




こうやってみると形は完全に大豆ですね

冬の時期は寒いので14時間近く水につけます
夏は大体10時間くらいでどこを見て判断するかといいますと
豆を2つに割り中のまで平らになっていると大丈夫です

まだかなと思ったら2つに割ってみる事をおすすめします




大豆1カップに引き水1.5カップをミキサーに入れて

20秒から30秒程度すります


当たり前の話しだと思いますがここで水の量が多ければ豆乳の濃度が薄くなり
水が少なければ豆乳の濃度が濃くなります

豆乳の濃度が薄すぎれば固まりにくくなり失敗の原因の一つになります
濃すぎれば取れる豆乳の量が少なくなります
濃い豆乳だと大豆の味がしっかり出るとうふが出来ると思いますが
その分多めに大豆を用意しないといけないかもしれませんね







大きめの鍋を用意して大体6割くらい入れると安全に出来ますかね

中火で火に掛けて絶えずなべ底から混ぜます
焦げないように注意します


沸騰してくると泡が出てきます
ここで弱火にして泡をすくいます


泡をすくいすぎると煮汁が少なくなってしまいます
煮汁が最初入れた量の3分の2程度になったら大丈夫と本にはかいてました


個人的な感想ですがある程度泡がとれてないと
ちゃんとしたとうふが出来ないと思いました


ボウルにざるのせそこに水で塗らした布巾を堅くしぼり広げます
そこに煮汁を入れて絞ります

熱いので注意して下さい




これがおからです

大体2丁分の豆乳がとれたんですけど
おからはどんぶり一杯くらいでました





豆乳はこんな感じです

薄いピンク色のいい豆乳が出来ました




にがりはこちらをにがり使いました
だいず村でも販売してます

鍋でつくる場合は豆乳は70度くらいまで温めて
水で薄めたにがりをいれて静かにまぜて蓋をして15分程で完成です





もう一つレンジを使った簡単な方法ですが
大きいボウルに水と氷をはりそこに豆乳の入ったボウルをいれて
混ぜながら冷やします

しっかり冷えた所でにがりを混ぜ合わせます
豆乳500ccに対してにがりが30ccだそうです


容器に豆乳を移し替えて、ラップをして600wで3、4分レンジにかけて
取り出しそのまま15分程むらして完成です


参考になったでしょうか


何かありましたらコメントして頂けるとわかる限り返信させて頂きます


だいず村の田中将安でした