新宿三丁目あたりで呑んでます。
貝類が食べたいの。
そんな風に北欧美人におねだりされたら
鼻の下をビローンと伸ばして、予約を取ってしまう大徳寺です。
今回はそういうお願いをされたワケでもなく、なんとなく
自主的にそのものズバリの名前がついたお店があると知り、
貝好きが集まりました。
しかし、一番遅刻してきたポッチャリ君は狂ったように
「今日はホルモン喰いたいんですよ!」とデカイ声で言いだす。
それが冗談ではなく本気だから困るのだ。
それもずーっと貝類を喰ってるのにも関わらず、
「早く、ホルモンを喰いに行きましょうよ」としつこい。
ノリスケ君が
「ボクは貝の網焼きが喰いたいんですよね」という意見も
まるで無視して
「ホルモン行きましょうよ」とまだ言う。
とりあえず、今日は貝好きが集まって貝を喰おうと言ってんねんから
ちょっとはおとなしくしとったら?
そういうと、ポッチャリ君はやや小声で
「ホルモン・・・ホルモン・・・ホルモン・・・」とつぶやく。
アホかちゅうねん。
牡蠣の写真が2枚あるんですが、同じものを撮ったという
ワケじゃなさそうです。
ちょっと違いますもんね。
きっと産地違いとかで別なもんを頼んだのかも・・・
この夜は牡蠣鍋でしたね。
それでもポッチャリ君はホルモンが喰いたいんですけど・・と
しつこく繰り返す。
そうすると、貝好きとして貝を喰いに集まってきたメンバーの
中からも
「だんだん、洗脳されてきたのかホルモンが食べたくなってきた」
と言いだす。
それでも、ノリスケ君は
「ボクは貝の網焼きが食べたいんですよねぇ~」と繰り返すが
ポッチャリ君は無視をする。
「聞いた?聞いてる?」ワシが言うもホルモン派閥が急に
増えてくる。
貝は十分喰ったからもうエエかな、ホルモンに行こうと。
「ボクは貝の網焼きが・・・」
ノリスケ君の声はかき消される。
そして、完全にホルモン派に支配される。
この国は大丈夫か・・・・