最近ずっと、あらたに猫の保護はありませんでした。お断りしてきたというわけではなく、自分や家族が捨て猫を見つけることもなく、他の方に保護を依頼されることもありませんでした。
この活動をはじめて10年ほど経ちますが、こんな年は初めてです。
たまたまそうなりましたが、私の気持ちにも変化があったのは事実で、これから猫を保護し里親を探していく活動を積極的に行うのは難しいと思っております。
猫を保護するときは、里親さんが見つからなかったり、エイズや白血病が陽性だったりしたら、うちで生涯面倒をみると覚悟を持って保護してきました。
私も夫も年齢を重ねました。
今子猫を保護してその子が20年生きるとして、、、自分たちで最後まで面倒を見られると言い切れない歳です。
私の里親さんをお願いする際の条件に、60歳以上の方へはお断りすることがある、という項目があります。
私自身がその条件から外れています。
保護活動はじめます!とスタートしたわけではありません。
終わります!と宣言するつもりもありません。
が、今後は今まで保護しうちで暮らす猫たちのケアを最後まで責任を持って全うしたいという気持ちが強いです。
保護したもののエイズ陽性で、募集をかけずにうちにいたむすびが今年春に病死しました。
うちにいる他の猫もシニアが増えてきました。
私の保護活動は、昨年までのそれとは気持ちも行動も変わってきました。
今までの活動を、応援してくださったり支援してくださった方々には心より感謝申し上げます。