Ameba Meister限定にて
先日は、セミナーで、お金のお勉強
させていただきましたが・・・

昨日は、
ブロガー記者手紙として
映画『世界の果ての通学路』
試写会&トークイベント
に参加させていただきました。
当選ありがとうございました。

長文の記事になりましたが
伝えたい!感じてもらいたい!
事があります。
どうか、最後までお付き合いください。

あなたは信じられますか。
学校へいくために15kmのサバンナを
命がけで駆け抜ける兄妹がいることを


一体、どういう事なんだろうはてなマーク
と気になった映画のコピー
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ブログamebaネタで

映画『世界の果ての通学路』
記事を書いた時、通学路にトラとか?
激流をかいくぐり命がけとか?と
興味津々だったKさん誘って
会場の六本木へGO

まずは映画観賞から映画

本当に心洗われました。
人間が生きていくために
大切なものを、この子供たちが
思い出させてくれます。
物語でなくドキュメンタリー
映画のシーンを思い出すだけで
目頭が熱くなる・・・うるうる

4つの国の子ども達
ケニアの2人の兄妹、アルゼンチンの兄妹
モロッコの少女、インドの3兄弟
それぞれの国、状況の中、
みんな学校に行ける事に
喜び・自信・誇りを持っていますビックリマーク

ケニアの兄妹の場合
片道15㎞を2時間かけて行く
ジャクソンとサロメの兄妹兄妹
家の手伝いもしっかりするジャクソンは
毎日、妹のサロメを連れて、
象やキリンの野生動物が出没する
サバンナを小走りで学校に通う
家を出る前に、両親は祈る祈
無事に学校に通えるようにと・・・
親が子供を思う気持ちは万国共通
途中、小高い山に登って
象の群れの場所を確認し
道なき道を進んでいく。
妹サロメも、兄に必死について行く。

アルゼンチン兄妹の場合
片道18㎞を馬駈歩に乗って1時間半
羊の世話や家の仕事もしっかりする兄
そして、妹を後ろに乗せ馬で登校
妹の面倒をしっかりみながら
馬のケアもして、
石ころだらけの険しい平原を通う・・・

モロッコの3少女
片道22㎞を4時間
彼女たちは月曜日に登校し
金曜日に帰る生活
しかし、彼女たちも苛酷だ。
山をいくつも超えていく・・・
生きているニワトリちゃぼをカバンに入れて登校
どうするのか?と思っていたら
途中の市場のような所で
お菓子と物々交換交換
少女たちだけど、たくましい!

インドの3兄弟
片道4㎞を1時間15分
兄サミュエルは足に障害があり、歩行不能だ。
そのため、通学にはふたりの幼い弟が
イスに車輪をつけただけのオンボロ車いすに
兄を乗せて、必死に押していく!
ぬかるみがあったりボコボコな道
車いすが壊れたり、トラブルの連続なのに・・・
3兄弟は、それを笑い飛ばす。
強い絆…
学校に着いたら、友達たちが車いすを運ぶ
先生に言われたからじゃない
すばらしい子ども達!!

4つの国の子ども達
こんな過酷な状況では
日本の子どもは泣いてしまうだろう・・・
そして、学校に行くのを諦めるだろう・・・

どうして、大人の足でも過酷で危険な道のりを
彼らは登校するのだろう。

それは未来のため。

貧困の中で育っている彼らにとって
学校は、未来を切り拓くためのパスポートなのだ。
両親は学校へなんか行った事はない
しかし、教育を受ける事は
生きていくために大切な事だとわかっている。
貧困から抜け出すために・・・
だから、危険な状況でも、子供たちを通わせる。
そして、どの子供も、そんな親の気持ちを
充分理解している。
そして、彼らには大きな夢がある。
たとえば、ケニアのジャクソンくん
パイロットになって、空の上からいろんなものが見たいと・・

過酷な状況で暮らす子どもたちは、
みんな、真っ直ぐなキラキラした目で語る


「夢をかなえたいから」

夢をかなえて家族を幸せにしたい!

ひたむきな彼らから

希望に満ちた未来が見えてくる


胸が苦しくなった。

日本で暮らしている私たちは

一体、何に文句を言っているのだろう。

こんな恵まれた環境なのに・・・



映画のあとのトークショー

この映画のパスカル・プリッソン監督と

海外で就学支援をしていらっしゃる

お茶の水大教授


監督の国フランスでは

世代を越えて共感され

学校の教材として話題になっているという

あんなに危険な目にあっても

未来に夢を持っている子供たちに

フランスの子ども達も感動している

恵まれた環境の日本や欧米の

子供たちにも、観て何かを感じて取って欲しいと・・


大学の先生は

日本の子ども達にも、この映画の子ども達のように

学びたい!夢をかなえたい!

根っこは必ずあるはずだと・・・


そこに、映画に出ていた

ケニアの兄妹兄妹が登場


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あの危険なサバンナを登校していた兄妹ビックリマーク
日本に来てくれたんだ・・・感動

2人が日本に降り立って思った事・・・
とにかく人が多い!
ものすごく忙しそう!
すごく礼儀正しくて、おじぎにすごく尊敬の念を感じたそう・・・

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会場のみなさんとの質疑応答
どんな質問でも、きっちり答える兄妹兄妹

「両親に対して、どんな思いを持っていますか?」
学校に行くのは、いろんな人の助けで実現しています。
両親もその一人で、両親のサポートなしでは行けないです。
両親は、学校に行くことを誇りに思ってくれています。
学校に行くべきだ!と両親が思ってくれているから
自分も強い意志を持ちました。
両親に感謝しています。

「監督に質問です。どうやって映画に出る子供たちに出会えましたか?」
ずっとドキュメンタリー映画を撮っているので
その繋がりでリサーチしました。
ケニアのジャクソンくんを選んだのは
彼の瞳は特別だった!!助けを求めていた。
貧困から抜け出るために、
何をすべきかわかっていた
そんな彼のインテリジェンスに魅かれました。
妹のサロメちゃんは、女の子なのに
息を切らしながら、必死に兄について登校します。
ケニアで、少女が学校に行くのは大変なことです。
教育者になりたいとういうサロメちゃん
ケニアの女性としての成功を願っています。

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最後にジャクソンくんから、日本の皆さんへメッセージメッセージ
皆さん、ありがとうございました。
映画で尊敬の念を抱いてもらってうれしいです。
貴重な体験です。
4日前に、日本に来て
日本の子どもが、学校へ行かないのを聴きました。
僕は、学校は人生の旅路
知識=人生と考えています。
世界中には、学校に行きたくても行けない子供たちがいます。
学校に行く!と言う事と
真剣に向き合って欲しいと思います。

どんな過酷な状況でも
強い意志を持って学校に行く子ども達の目は
眩しいほどキラキラしています!!
子ども達の学びに対するモチベーションの高さ、
子供を信じて子供を送り出す家族の愛
心動かされる感動のドキュメンタリーです!!

人はなぜ学ぶのか。
私達、今の日本人が
彼らから学ぶ事があります!

親子でも
大人だけでも
子供だけでも
みんさんに是非、観て欲しい映画ですにた~。

映画「世界の果ての通学路」情報はこちら
4/12東京を皮切りに、全国で上演されます

私もまた、家族を連れて
観に行きたいと思っています