10月20日(木)
日大 2-1 駒大
(日大2勝1敗 勝点2 4位確定)
10月15日の箱根駅伝予選会で15年ぶりに予選落ちした日大ですが
野球部も14日の青学第4戦に敗れ、入替戦回避の為には駒大に勝ち越して
勝点を取るしかない状況にありました。
初戦を落とした日大は、2戦目に4番村田(2年 PL学園)の1部第1号本塁打と
湊(3年 日大高)の初勝利となる完封で五分に戻して第3戦に臨みました。
日大先発はエース吉田(4年 青森山田)
第2節の中大戦までは安定した投球を見せていましたが、東洋大戦後は
序盤の失点や左打者からの被本塁打が目立ち不安な中での登板となりました。
日大は4回に村田の犠飛で先制すると5回にも好走塁で2点をリードすると
吉田もリーグ戦序盤の投球を取り戻し、9回2死まで駒大打線を散発3安打に
抑える好投でエースの意地を見せました。
9回2死後駒大打線に4連打で1点を返されて尚も1-3塁のピンチが続きましたが
駒大4番白崎の右中間のライナーを日大ライト平(3年 日大山形)が思いっ切り良く
ダイビングキャッチして2-1で勝利。4位を確定して入替戦を回避しました。
日大のスタメンには4年生が主将の小林(高松商)1人のみなので来季は
東都制覇、大学選手権優勝を目指してもらいたいところです。
10月23日(日)
日大 46-7 中大
大学ラグビー関東リーグ戦1部の日大は上位3校との対戦に全敗して
大学選手権出場と入替戦回避の為には絶対に負けられない状況で中大戦を
迎えました。 対する中大も序盤に大東大と法大に敗れてこの日の日大戦以降は
3強との対戦を控えて負けられない状況であり、例年通りの壮絶な接戦が
予想されました。
日大は3連敗中とは言え、万能BKの9小川(3年 東福岡)の卓越した個人技を
中心に急速に得点力を上げており、ディフェンスが課題でした。
この試合では、小川によるトライはなかったものの春まで主力ではなかった
10及川(3年 日大高)、14栗本(4年 國學院久我山)などの活躍と途中出場の
高校日本代表22下地(2年 尾道)とトンガ代表候補の21トロケ(1年 キングス高)
にもトライが生まれて中大に大勝しました。
日大は既に3強との対戦を終えており、大学選手権出場に向けては11月5日に
江戸川で行われる法大戦が大きな山場になります。
箱根駅伝の出場だ絶たれて、日大スポーツの正念場となった今週
野球部とラグビー部が日大の意地を見せてくれました。